意図

良い質問は偶然ではなく、意図して生まれる

「良い質問が思いつかない」
「面談がその場しのぎに
なってしまう」

コーチングや
1on1面談を
行っている方の中には

こんな悩みを
抱えている方も
多いのではないでしょうか。

そして多くの方が
「その場の流れ」に任せて話を進めることに
慣れてしまっているのも事実です。

でも
ちょっと
考えてみてください。

あなたが
スポーツをする前に
ストレッチをするように

大事なプレゼンの前に
資料を整えリハーサルを
するように

コーチングの前にも
“準備”は必要
なのです。

なぜ質問の準備が必要なのか?

準備

準備

コーチングには
「テーマ」や「目的」が
必ずあります。

たとえば
部下との1on1ミーティングで
「今期の目標に対しての進捗を確認する」

という目的が
あると
しましょう。

その場合
当然ながら以下のような資料や
情報が必要になります。

  • 目標そのもの
    (数値・行動計画など)

  • 現時点での達成状況

  • 過去の面談記録(もしあれば)

そしてもう一つ
見落とされがちなのが
「質問の準備」です。

「質問は準備できない」は思い込み?

 

よくこんな声を聞きます。

「コーチングって生き物だから
質問を準備しても
意味ないですよね」

「その場で相手に合わせて
臨機応変に対応すべきだと
思うんです」

確かに
コーチングはスクリプト通りに
進めるものではありません。

相手の反応によって展開は変わるし
思わぬ方向に話が進むことも
しばしばあります。

でも
それは
「準備しない理由」にはなりません。

むしろ
準備して
あるからこそ

余裕を持って
臨機応変な対応が
できるのです。

プレゼンで想定質問を準備するように
コーチングでも
「どんな答えが返ってくるか」

「どう深掘りするか」を
イメージしておくことは
誠実な準備の一部です。

「質問を準備する=誘導している」ではない

誘導

誘導

もう一つ
よくある誤解が
あります。

「事前に質問を用意しておくと
相手を誘導して
しまうのでは?」

確かに
ある特定の方向に無理やり
持っていこうとする質問はNGです。

でも
私たちがコーチングで目指すのは
「相手の可能性を広げる」ことです。

そのためには
A案・B案・C案と複数の選択肢を考えた上で
質問を用意するのが理想です。

たとえばこんなふうに。

  • 「進捗度合いを10段階で表すと今どれくらい?」

  • 「今、最優先で取り組んでいるタスクは何ですか?」

  • 「もしあと2週間しか時間がなかったら
    何を最優先に取り組みますか?」

  • 「あらゆるリソースが自由に使えるとしたら
    何を活用しますか?」

これらは
相手の答えに対して柔軟に対応できる
準備された質問の一例です。

進捗確認だけでなく
思考を促進する
効果もあります。

質問の準備は、相手への敬意

敬意

敬意

時間には限りがあります。

その限られた時間の中で
相手に気づきを得てもらい
前向きな行動に移ってもらうためには

「その場の思いつき」に頼るのではなく
前もって問いを考えておくことが
とても重要です。

質問を準備することは
相手の時間を
尊重すること

逆に、準備がないまま面談に臨むことは
相手との関係を軽視しているのと
同じかもしれません。

おわりに

 

コーチングは
「質問」で
成り立っています。

そして
良い質問は偶然に生まれるのではなく
準備と観察と意図によって生まれるものです。

相手のために
そして自分の
成長のために。

次の面談から
あなたも「質問の準備」を
取り入れてみませんか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

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お越しください。

秘密厳守でパーソナルコーチングも行っております。

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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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