以前いた職場で
若手社員が
こんなことを言っていました。

「課長になると
給料は上がるけど
自分はなりたくなあい

なぜなら、
あのプレッシャーを
毎日受け続けると思うと

平の方が
給料は上がらなくても
気楽で良いよ」

さて、
この発言を
皆さんはどう思いますか？

「共感する？」

「情けないな。
もっと自己成長欲求を
感じないの？」

管理職になると
給料は1，2割
上がります。

しかし
責任も大きくなり
大きなプレッシャーもあります。

「それぐらいなら
平の方が
精神安定上良い」

確かに
あのプレッシャーは
嫌な重圧です。

私は
営業所長を
務めたことがあります。

営業所長

平課長から
営業所長への
推薦を頂いたときの

あの高揚感は
忘れません。

初めて
赴任地に
降り立った時は

まるで
凱旋したかのような
気分でした。

たまたま
そこには
私の同期が業務課長でいて

駅まで
私を

「おめでとうございます。
新所長」
と迎えてくれました。

営業所へ
初めて出社したときも

社員全員が
私がどんな
人物か興味津々なのが分かり

注目される
プレッシャアートと
その喜びを感じたものです。

しかし、
ほどなくすると

部下との軋轢や
得意先とのトラブル

部長や支店長からの
プレッシャーは
比較にならないほど大きく

プレッシャー

冒頭の
若手の言葉は
人ごとではありませんでした。

しかし、
管理職になる
メリットはもっと大きいと思います。

先ずは
①自己成長の機会である

自己成長

リーダーシップの
役割を
担うことで

自身の問題解決能力や
意思決定力
コミュニケーションスキルなどが

向上します。

挑戦的な状況に対処し
成果を上げる
プロセスを通じて

個人の成長が
期待されます。

どちらかと
言うと
私はマゾかも知れません。

「自己成長するには
ある程度の
困難は必要」

と思っています。

この感覚は
もしかしたら
リーダーとしての素質かも知れません。

出来ないことが
出来るようになる
喜びはひとしおです。

自転車に
乗れなかった自分が
練習して乗れるようになったときの

自転車練習

感動って
覚えていますか？
あれですよ

自己成長の機会を
給料が上がって
受けられるって良いと思いませんか？

②新たな機会と挑戦

新たな機会

営業所長になって
新たな舞台に
立てます。

雲の上だった
支店長との
会話や

お得意先の
社長や幹部と
対等な立ち位置での面談

これは
新たな
世界を見せてくれます。

これは
なったものでしか
見られない景色です。

見たことのない
景色を
見てみたくありませんか？

見たことのない
景色

③認知と信頼の構築

認知と信頼の構築

認知され
信頼されることの
自己肯定感は半端ないです。

組織や社会に対して
必要とされている
存在

これって
誰でも
なれるものではありません。

その人が
それにふさわしいから
与えられるものです。

その権利を
給料付きで
受け取れるって

良いと
思いませんか？

リーダーは
苦労も多いですが、

リーダーしか
経験できないことも
多くあります。

そして
何より
自分が成長出来る。

今私は
会社を辞め
個人事業主として起業しています。

あの
営業所長の経験が
今の新たな自分を創っています。

ちょっと
高く上った
景色が

今は
もっと大きな
景色を見ることができています。

見たこともない
自分を
見たくありませんか？