大勢の人の前で話す

大勢の前で話すための極意 〜 一人ひとりに届く話し方〜

多くの人を前にして
話す機会がある方も
いるかもしれませんが

そのような場面では
どのように聴講者に向けて
話しているでしょうか?

大勢の前で話すことは
簡単なようでいて
緊張しやすく

どうすれば聴講者に
届くか悩む人も
多いはずです。

私も以前
製薬会社のMR(営業)として
医療安全講習会の講師をしていました。

勉強して
メディカルリスクマネジャーの
資格を取り

この資格を活かして
年150回以上も医療機関で
講習を行っていました。

今回は
そんな経験から
得た

「大勢の前で
話すための極意」

をお伝えします。


大勢に話すときの「目線の技術」

目線

目線

まず
多くの聴講者を前にするときに
意識したいのは「目線」です。

100人程度の会場では
聴講者の顔をしっかり
見渡せることが多いですが

最前列の聴講者と目が合うと
慣れていない場合は
緊張してしまいます。

そこで
まず「左の最後列」など少し遠い
ところに視線を向けることで

場に慣れてから
目線を動かすことが
ポイントです。

  1. 視線をゆっくりと動かす

    左の最後列を数秒間見つめ
    次にゆっくりと視線を
    右に移動させます。こうすることで
    全体を意識しながら視線を
    配ることができます。
  2. ブロックごとに視線を動かす

    視線を一度に全体に配るのではなく
    ブロックごとに少しずつ視線を移動させ
    全員に視線を行き渡らせるよう心がけます。こうすることで
    聴講者は「講師が自分を見てくれた」と
    感じやすくなります。

このように視線を意識的に配ることで
場に慣れやすく
聴講者との距離感も縮まります。


 聴講者との距離感を縮める方法

 

講演中にどうしても緊張が解けない場合は
「反応が良い聴講者」を
見つけるとよいでしょう。

反応が良い聴講者

反応が良い聴講者

話を聞きながら頷いてくれる人や
表情でこちらの話に反応して
くれる人が必ず数人はいます。

このような聴講者を見つけて意識すると
講師側もリラックスしやすくなり
自然と話が乗ってきます。

  • うなずきや表情の反応を活かす 
    うなずき

    うなずき

    反応してくれる聴講者に注目すると
    その人を軸に話す感覚が生まれ
    話のリズムをつかみやすくなります。


一対一の感覚で伝える大切さ

 

大勢の前で話しているときこそ
「一対一で話す感覚」を
持つことが大切です。

大勢に向けて話していると
一人ひとりに届かない抽象的な
内容になりがちですが

実際には「目の前の一人に話している」
つもりで伝えることで
話が相手に響きやすくなります。

私の講演スタイルは
「一人ひとりに届ける話し方」を
意識することにありました。

一対多の場面でも
一対一の気持ちで
話しかけることが

聴講者にとって
心地よい話し方に
繋がります。


講演で意識する「相手に届く話し方」

相手に届く話し方

相手に届く話し方

一方的に話すだけでなく
相手が「聞きたい」と感じるような
話し方を意識することも重要です。

たとえば
友人との何気ない会話であれば
自分が話したいことを自由に話せます

講演会では聴講者に
「役立つ」情報を伝える
必要があります。

そのためには
以下のような点を
意識しましょう。

  • 相手のために話す

    講演は聴講者に
    「聞きたい」と感じさせることが
    大切です。相手に役立つ話を心がけることで
    自然と「相手に届く話し方」が
    身についてきます。
  • 一人ひとりに話しかけるように

    相手が自分に話しかけられている
    かのように感じられると
    内容がより深く伝わります。

結論:
講演の場でも「一人ひとり」に向けて話そう

 

私が年間150回以上
1700回を超える講演経験を通じて
身につけた話し方の極意は

最終的には
「大勢に対しても
一人ひとりに向けて話す感覚を持つ」

ことに尽きます。

多くの聴講者がいると
つい全体に向けて話して
しまいがちですが

一人ひとりの顔を思い浮かべながら話すことで
より親近感のある伝わりやすい
話し方ができます。

もし
あなたも多くの人の前で
話す機会があるならば

ぜひ「一人ひとりに届ける」
気持ちを持って
みてください。

それが
話し手としてのあなたの魅力を引き出し
聴講者にとっても心に残る講演となるでしょう。

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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