タイミング

部下育成の質を上げる。質問の時制(過去か未来か!)

皆さんは
質問をするとき
時制に気を付けていますか?

 

質問にもくせがあって、
過去形でする人と
未来形でする人がいます。

 

過去形は
「過去否定質問」

過去

過去

 

未来形は
「未来肯定質問」です。

 

「過去否定質問」は
過去の失敗した原因を
問うています。

 

 

「未来肯定質問」は
未来の肯定的な可能性を問います。

 

 

 

皆さんはどちらの
質問が多いですか?

 

結論から言うと、
「未来肯定質問」を
多用すべきです。

 

その理由は
「過去否定質問」は
潜在的なイメージを悪く作ってしまうからです。

 

 

例えば、
失敗した部下に対し

 

「過去否定質問」だと

 

「どうして、失敗したんだ」
「どれだけの準備をしたんだ」
「相手のニーズを把握できていなかったのか」

 

等、失敗の原因を考えさせて
次に繋げさせようとします。

 

指導の仕方としては
論理的に失敗を分析して
次に繋げるので良さそうですが、

 

欠点があります。

 

人は一度、
マイナスのイメージを作ると、
その残像が残ってしまい、

 

次の行動に際し、
成功させるよりは失敗しない方法を
選んでしまう傾向があります。

 

つまり、
上述の質問を繰り返し受けていると

 

「どうしたら、失敗しないようにできるか」
「失敗しないための準備は何か」

 

等、消極的な選択肢を
選んでしまいます。

 

一方「未来肯定質問」
であれば、

 

「どうしたら成功できるか」
「どのような準備をしたらお客様の満足があがるだろうか」
「ニーズを上手く引き出すアイデアは他にないか」

 

 

と、同じ状況のありながら、
積極的な行動に目が向きます。

 

前向きな
「正のイメージ」を作るために

 

後ろ向きな
「負のイメージ」は最小限に
なるよう努めましょう。

 

このイメージ作りは
日々の積み重ねで

 

いつしか職場の空気を
変えていきます。

 

「良い雰囲気(ムード)」
が漂うように意識して

 

質問を投げかけましょう。

 

職場の雰囲気は
いつしか社員の心に影響を
与えていきます。

 

職場が
「イキイキ」していない原因は
もしかすると

 

あなたの「質問」が
作り出しているかもしれませんよ。
(過去否定質問)

 

いやいや、

 

職場が「イキイキ」
していく為には

 

あなたの「質問」一つで
生まれてきますよ。
(未来肯定質問)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

 

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代表挨拶




ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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