皆さんは部下とのコーチングにおいて
「その質問は誰の為」の質問ですか?
「自分が聞きたいことを
訊いていませんか?」
コーチングにおいて
「質問」は全てに目的を
持ってなされていますか?
その目的が「自分」の関心、
興味であっては、
良いコーチングはできません。
そもそも、
コーチングは自分(上司)の為ではなく、
相手(部下)の為に行います。
ここで、整理します。
上司と部下との会話には
「職務上」の会話と
「コーチング」の会話があります。
業務の進捗状況を確認するために、
上司が部下にする「質問」と
コーチングするための
「質問」は明確に分けてください。
例えば
業務上の進捗状況が気になる
あなた(上司)が
相手(部下)に対し
機材搬入の準備が
出来ていないと感じた
あなたが
「あのプロジェクトの進捗状況は遅れている。
機材搬入は明日のはずだが、
確認は出来ているか?」
これは、
業務上の質問です。
緊急を要する場合は
それでOKです。
しかし、コーチングで相手(部下)に対し、
プロジェクトの進捗が遅れていることを
気づかせたい「目的」があるのならば
「あのプロジェクトの進捗状況を
あなたの現状認識を踏まえて
教えてくれないか?」
「はい。順調に推移しています。」
「そうか。順調か。
ところで、機材搬入は
いつまでの予定でしたか?」
「はい。え~と、明日までです。
あれ?そういえば、
その確認がまだできていません。
至急確認します。」
ここで、
「まどろっこし~」
と感じたあなた
これが「コーチング」です。
「コーチング」の目的は
部下の育成です。
業務上の会話であれば、
前者の
「あのプロジェクトの進捗状況は遅れている。
機材搬入は明日のはずだが、
確認は出来ているか?」
で、事足ります。
しかし、この会話を続けている限り、
相手(部下)は上司がいつまでも進捗状況を
チェックしてくれると思ってしまい、
上司がいないと業務が
正しい進捗が出来なくなります。
それはあなた(上司)の
望む姿ですか?
「相手(部下)が成長し、
プロジェクトの進捗状況を
自分で管理できるようになってもらいたい」
ですよね?
だとすると
進捗状況を絶えず意識し、
プロジェクトを俯瞰する習慣を
身に着けさせたいですよね?
急がば回れ、
ストレートに聞いて、
結果を求めるのではなく、
一度自分で考えさせれば、
次からはプロジェクトの進捗状況を絶えず、
意識した行動が出来るようになります。
「まどろっこし~」と感じても、
辛抱して育てていきませんか?
この一手間が「人を育て」結果として
「強い組織」になっていくのです。
質問の仕方によってイメージが変わる。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
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