先日、このブログでコーチングにおいて
「提案は基本はしない」とお伝えしました。
「コーチングにおいて提案はしても良い?(コーチング上級編)」
https://actas.blue/proposal/
しかし、
提案が全く悪い訳では
ありあません。
「提案」することで、
新たな視点や考えが
沸き起こることもあります。
また、
相手(部下)の成長のステージによっては
「提案」の方が効果的な場面もあります。
では、
「提案」をするときは
どのようにしたらいいかをお話します。
①「提案」していいか聞いてからする
②必ず、選択肢を示して「提案」する
③相手のタイプに合わせた「提案」にする
①「提案」していいか聞いてからする
コーチングの基本は
相手(クライアントさん)の
気づきを促すために行います。
求めている答えを
出してしまっては
気付きにはなりません。
必ず提案するときは
「ひとつ提案してもいいですか」
と断ってからにしてください。
このとき
「良いですよ」と
相手(クライアントさん)が
言ったとしてもそれをもって、
同意とみなさないでくださいね。
上司やコーチの立場の方が
この言葉を言ったとき
部下やクライアントさんは
受け入れざるを得ない雰囲気を
忖度してしまいます。
少しでも、迷いや、戸惑いを感じたら、
「提案」しないでください。
繰り返しですが、
「提案」はしない方が良いからです。
②必ず、選択肢を示して
「提案」する
これが「提案」するときの
ノウハウのポイントですね。
「あなたはこうすべきです」
これでは
「提案」ではなく
「指示・命令」となります。
また、この言い方では
「意見を押し付けられた」と感じて
コーチングを受けること自体を
嫌いになってしまいます。
あなたの「提案」を
行動に起こすかどうかは
相手(クライアントさん)が決めることです。
決して、あなたの「提案」を
相手(クライアントさん)の
ゴールにするよう求めないでください。
むしろ、「提案」は相手(クライアントさん)の
新たな行動を生む「呼び水」にする
感覚で行ってください。
従って、提案の後
「私の意見はこうだけど、
他にはどんなことが考えられる」
と言ったように、
相手(クライアントさん)の
意見、考えを訊きましょう。
③相手のタイプに合わせた「提案」にする
提案を受け入れやすいタイプと
受けたくないタイプがあります。
それはコーチングの中で感じ取ってください。
私が行っているTalent FocusⓇで言うと
「火」「土」のタイプは
「提案を受け入れやすい」タイプです。
でも、
この人たちでもあなたとの関係性において
「提案を受け入れて良い人」と
なっていて初めて受け入れてくれます。
「金」「水」のタイプは
自分の拘り、プライドがありますので、
提案は極力受けたくなはずです。
しかし、
理論的、本質的に正しい提案は
受け入れますので、
「提案」するときは
そこをしっかり意識してしてください
「木」はどんどん、
考えるタイプですので、
「提案」するよりは
「他に考えられることはないですか」と
聞く方が効果的です。
他の分類で言えば
「提案を受け入れやすいタイプ」;
「サポーター」「アナライザー」
「提案を受けれいにくいタイプ」;
「コントローラー」「プロモーター」など
提案はタイプを
見て行いましょう。
さて、「提案」好きなあなた!
「提案」するときは上手な
「提案」をしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
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劇的に変わる瞬間が
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