名スピーチといえば
あのリンカーンのスピーチが
思い浮かびます。

リンカーン

「人民の人民による
人民のための・・・」

「of the people,
by the people,
for the people」

このフレーズは
とても心に残る
スピーチです。

果たしてどのように
このスピーチは
生まれたのかご存じですか？

デール・カーネギーの
「話し方入門」（創元社刊）
によれば

リンカーンは
スピーチの才能が
あったわけではなく

ただ、ひたすらに
スピーチの準備を
しただけだそうです。

もし、これが本当なら
誰でも名スピーチが
できますよね。

だって、
準備なら誰でも
できますから。

準備

では
どのように
準備されたか？

リンカーンは
自分が話そうとする内容が
本当に自分が話したい内容か？

繰り返し繰り返し
自問を繰り返した
そうです。

そして
少しでも自分が伝えたい
ことでなければ削り

時には
新たな自分の考えを
付け加えていったそうです。

そうしてでき上がったのが
あのスピーチと
言うわけです。

皆さんが今話そうとする
スピーチは
話したいことだけになっていますか？

話す内容が
自分が伝えたいこと
だらけであれば、

原稿もいらなければ
言い忘れることも
ありませんから

緊張すすることもなく
相手に伝えることだけに
集中して話すことができます。

どこかの
総理大臣に
教えたいですね。

いや
その前に自分のセミナーを
見直そう！

本当に伝えたいことだけに
そのセミナーの内容が
なっているか？

実際私たちは
話す時間の何倍も
練習します。

しかし、その練習は
どう伝えるかに
思いが及ぶのですが、

その前に
「そのスピーチは
伝えたいことだらけ」

か考えることが
大事なんです。