導く

「導くこと」が正解とは限らない

年末になると
街ではあちらこちらで工事が始まり
交通整理の誘導員の方をよく見かけます。

的確な誘導があると
「この道を進めば大丈夫だ」
と安心して運転できます。

でも中には
「本当にこの道で大丈夫?」と
不安になるような誘導もあったりします。

実はこの「誘導」
私たちが普段行っているコミュニケーション
特にコーチングの場面にも当てはまるのです。

コーチングの世界では
「相手を誘導してはいけない」
とよく言われます。

しかし、かつての私は
この「誘導」に無自覚に
頼っていた時期がありました。

プロコーチとして活動を始めた頃
自分の中にあった“正解”へと相手を
導こうとしていたのです。


スポーツのコーチと
コーチングのコーチの違い

サッカーのコーチ

サッカーの
コーチ

「コーチ」という言葉を聞くと
皆さんはどんなイメージを
持ちますか?

多くの人が
思い浮かべるのは
スポーツのコーチでしょう。

たとえば
サッカーの
コーチ。

彼らは選手に正しいキックのフォームを教え
動きの修正点を指摘し
パフォーマンス向上をサポートします。

しかし

コーチングにおける“コーチ”は
スポーツコーチとは根本的に
役割が異なります。

スポーツのコーチは「正解」を知っており
それを伝え
修正を加える指導者です。

一方
コーチングのコーチは
「正解を教える」のではなく

相手が自分で考え
自分で答えを見つけ
自分で行動するための支援者
です。

つまり
コーチングの目的は
「自律型人材」を育てることにあるのです。


ティーチングとコーチングの違いを理解する

ティーチング

ティーチング

では
コーチングでは絶対に
「教えてはいけない」のでしょうか?

そんなことはありません。

相手が全く知識を
持たない状態では
考えようにも材料がありません。

特に新人や未経験者の場合
いきなり「どう思う?」「どうしたい?」と
問いかけられても、混乱するだけです。

このような場面では
まずは
ティーチング(教えること)が必要です。

基本を伝え
知識を提供し
理解を促す。

そしてその後、徐々に問いかけを通じて
相手自身が考え、行動できるように
コーチングに切り替えていく
のです。

私の経験上
「まずは教えて欲しい」
「正解を知りたい」という段階にいる方には

丁寧な
ティーチングが
有効です。

ティーチングとコーチングは
対立するものではなく
段階的に使い分けるべき両輪なのです。


「誘導」は相手の成長を奪うことがある

誘導

誘導

コーチングでやってしまいがちな失敗の一つが
「こう言えば、相手は気づくだろう」と
意図的に誘導する質問をしてしまうことです。

これは一見
相手のためを思っての
行動かもしれません。

しかし
それが繰り返されると
相手は「どう答えるのが正解か」を考えるようになり

本来自分の内側にあるはずの
“気づき”から
遠ざかってしまいます。

自分の頭で考え
自分の言葉で話
、自分の意志で行動する。

この一連のプロセスこそが
コーチングで
育まれるべき力です。

「答えは相手の中にある」
というのが
コーチングの根幹です。

誘導は
それを奪う行為に
なりかねない
のです。


自律型人材を育てるという視点

自律型人

自律型人

あなたの周りに
いつまでも
「上司に聞かないと動けない」

「指示がないと不安」
といったタイプの
人はいませんか?

組織として発展していくためには
自ら考え
行動できる自律型の人材が欠かせません。

上司の役割は
指示することではなく
「考える力」を育てることにシフトすべきなのです。

その意味でも
コーチングのアプローチは
非常に有効です。

しかしそれには
“正しい誘導”を
手放す勇気が必要です。

教えることを我慢し
相手の言葉を
待つ。

そして
必要であれば
一歩引く。

それこそが
信頼に基づく本物の
コーチングなのです。


おわりに:あなたは“誘導”していませんか?

 

「良かれと思って」
「親切心から」つい口を出してしまうこと
ありますよね。

でも
それが本当に相手のためになっているのか
少し立ち止まって考えてみませんか?

“導くこと”が目的ではなく
“気づきを促す”ことが
コーチングの本質です。

あなたのその言葉
もしかしたら
「大きなお世話」になっていませんか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

お時間が合えばどうぞ、
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秘密厳守でパーソナルコーチングも行っております。

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代表挨拶



ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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