コーチングの
やってはいけない行為に
誘導があります。
道路工事であれば
誘導員がいると
安心して道路を運転できます。
しかし、コーチングでは
次の二つの理由で
誘導はNGです、
理由其の①
たまにコーチングは
嫌いだという方が
います。
その理由を訊くと
「答えを押し付けられて」
「誘導された」
と言われる方が
います。
未熟なコーチが
コーチングをすると
良かれと思ってついつい、
提案やアドバイスを
してしまうことがあります。
その結果が相手が
「答えを押し付けられて」
「誘導された」と感じさせるのです。
コーチングは
「やる気」を引き出す
スキルです。
相手が押し付けられたや
誘導されたと感じては
「やる気」は生まれません。
折角相手のためと
思ったコーチングが
裏目に出てしまいます。
コーチングの答えは
相手の中にあると
考えてください。
相手から考え出された
答えがベストです。
その答えがあなたから
見て、ベストでなくてもです。
コーチングは
相手の成長を
願って行う行為です。
自分で、考え行動した結果は
身になり、次のステップへの
足掛かりになります。
もちろん、状況により
ミスが許されない状況である場合
相手の了承を得て
「提案」することは
ありです。
しかし、ここでも
それは「選択肢」の
一つとして示すのであって
それが唯一の
答えのような示し方は
しないでください。
ここで
もう一つ疑問が
生じるかもしれません。
相手が新人でも
答えを提示したり
誘導してはいけないか?
これはいつもお話していますが、
ティーチングとコーチングは
分けてください。
新人で
ティーチングが必要な時は
ティーチングを行ってください。
人を育てる道中では
初めはティーチングの場面を
多く
次第にコーチングへ
移行させていくやり方が
最も効果的です。
誘導がNGの
理由其の②
「誘導」してしまうと
それ以上の答えは
出てきません。
あなたが思った答えは
ベストのものでは
ないかもしれません。
しかし、誘導してしまうと
その答えは相手の答えに
なってしまいます。
もしかすると
もっといい答えが
あったかもしれません。
私どもACTASの
キャッチコピーは
「だれでも劇的に
変わる瞬間がある」
コーチングの
素晴らしいところは
1回のコーチングでも
劇的にその人の
人生を変えることがあることです。
その瞬間は
あなたの考えに
誘導していては生まれません。
あなたも本人も
普通では思いつかない
答えのみがそれが可能となります。
「どんな答えが出てくるだろう」
「どんなアイデアが
出てくるんだろう」
コーチングのワクワクは
ここにあります。
予定調和でなく
思いもつかない
展開こそコーチングです。
「誘導」してはいけないわけ
分かって頂いたでしょうか?
相手を思えばこと
遠回りも必要です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。
今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
【7月24日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
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