部下育成

「育てたい」という思いが部下をダメにする?部下育成の新しい視点

1. はじめに

「部下を育てたい」
と思うことは
上司として当然の感情でしょう。

しかし

その「育てたい」という思いが
逆効果を生み出すことがあるとしたら
どう感じますか?

部下育成に熱心なあまり
逆に部下の成長を阻害
してしまうこともあるのです。

このブログでは
部下育成における新しい視点と
脳科学を活用した

具体的な
育成スキルについて
お話しします。

2. 部下育成に対する上司のタイプ

無関心

無関心

上司には
大きく分けて
二つのタイプがあります。

一つは
部下育成に無関心なタイプ
もう一つは部下育成に熱心なタイプです。

コーチングは
当然後者の部下育成に
熱心な上司が使うスキルですが

管理職研修を依頼される場合
これら両者がいることを
想定しなければなりません。

研修の初めに
まず部下育成の必要性を
理解してもらうことが重要です。

そうしなければ
研修自体が意味を
持たなくなってしまうからです。

3. 熱心すぎる上司の落とし穴

熱心

熱心

では
部下育成に
熱心な上司が

コーチングをうまく機能
させているかというと
実はそうでないことも多いのです。

特に「育てたい」という思いが強すぎる上司は
部下に過剰な圧力を
かけてしまうことがあります。

この圧力は
部下の「内発的動機」や「創造性」を低下させ
コーチングの目的とは逆の結果を生むことになります。

しかし
このような上司でも
正しいやり方を学べば

最高の上司になることができるのです。

その鍵となるのが
脳科学を活用した
アプローチです。

4. 脳科学を活用した効果的な部下育成法

脳

脳には
右脳と
左脳があります。

左脳は論理的思考を司り
右脳は感覚やイメージを
司る部分です。

コーチングでは
どちらの脳を使うべきかといえば
実は右脳を刺激する方が効果的です。

右脳を活性化することで
部下の「内発的動機」や
「創造性」を引き出し

「自発的行動」を
促すことが
できます。

5. 具体的な育成スキルの紹介

ここでは
右脳を効果的に活用するための具
体的なスキルを三つ紹介します。

① キャッチフレーズを創る

キャッチフレーズ

キャッチフレーズ

部下が達成したい目標や夢を
キャッチフレーズやイメージ
として具体的に表現させます。

短いフレーズや絵など
達成状況を一目で
理解できるものが理想的です。

このイメージを繰り返し描かせることで
右脳を活性化させ
自然と行動に結びつけることができます。

② サンドイッチほうれん草(報連相)

サンドイッチ

サンドイッチ

部下に1日の始めに
「何をするかイメージを
言ってもらう」ことと

終わりに
「実際にどうだったかを報告してもらう」
ことをサンドイッチのように行います。

これにより
部下は1日の業務を
効率的にこなすことができ

結果とのギャップを上司と共有することで
次の日の行動計画に役立てることが
できます。

③ ポジティブリハーサル

ポジティブ

ポジティブ



特に重要な目標や難易度の高い目標に対して
「気持ちよく達成したイメージ」
を心の中で描かせます。

例えば
大事な商談の前に
「自分はこの商談を成功させる」

といったポジティブな
イメージを繰り返し
持たせることで

部下は
臨機応変に
対応できるようになります。

6. 終わりに

「育てたい」という強い思いを持つ皆さん
その思いを上記のスキルで
さらに強く部下に伝えませんか?

コーチングは
あなたの思いを確実に部下に
伝えるための手段です。

このブログを参考に
部下育成のアプローチを見直し
より効果的な育成を目指しましょう。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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