皆さんは
「ペーシング」という言葉を
ご存じですか?
これは
相手に合わせることで
コミュニケーションの質を高める技術です。
ペーシングを活用することで
相手との距離を一気に
縮めることができます。
今回は
ペーシングの具体的な方法と
その効果についてお話しします。
ペーシングとは?
ペーシングとは
相手の行動や話し方
使う言葉などに合わせることを指します。
具体的には
相手の話すスピード、声のトーン
姿勢、表情などを模倣することです。
これにより
相手に対する親近感や信頼感を
自然に生み出すことができます。
なぜペーシングが有効なのか?
人間は
本能的に他者を
敵か味方かと判断します。
この判断基準の一つが
「同じ」
であることです。
考え方や行動様式が
似ている人に対して
人は安心感を抱きやすくなります。
ペーシングは
この心理を利用したもので
相手と「同じ」であることを示すことで
無意識のうちに
相手との距離を
縮めることができるのです。
ペーシングの種類
ペーシングには
大きく分けて
二つの種類があります。
言葉を用いたバーバルなペーシングと
言葉以外のノンバーバルな
ペーシングです。
バーバル・ペーシング
バーバル・ペーシングは
相手の言葉を繰り返すことで
会話を進める方法です。
例えば
相手が「最近、疲れちゃったよ」と言った場合
「疲れたんですね」と返すことで
相手の言葉を
そのまま受け止めていることを
示します。
これを繰り返すことで
相手は自分の話を
しっかりと聞いてもらえていると感じ
さらに
安心感を
抱きます。
要約術
バーバル・ペーシングを
さらに発展させると
要約術になります。
相手の話を要約して返すことで
より深い理解と共感を
示すことができます。
例えば
相手が
「先日、子供と釣りに行ったんだけど
全然釣れなくて、小魚が2,3匹しか釣れなかった」
と言った場合
「子供と釣りに行って
小魚が少ししか釣れなかったんですね」
と要約して返すことで
相手の話を
しっかりと聞いていることを
示します。
同じだね術
バーバル・ペーシングには
「同じだね術」
もあります。
例えば
「俺たち高校が同じだったよね」
と言うことで
共通点を見つけて
親近感を
高める方法です。
共通点を見つけることで
相手との距離を
一気に縮めることができます。
ノンバーバル・ペーシング
ノンバーバル・ペーシングは
相手の行動に
同調する方法です。
例えば
相手が歩いている時には自分も歩き
相手が手を叩けば自分も手を叩くなどです。
これは
一見単純ですが
非常に効果的です。
目線を合わせる
ノンバーバル・ペーシングの
一例として
「目線を合わせる」ことがあります。
これは
子育てや介護の現場で
よく使われる技術です。
例えば
子供や車椅子のお年寄りと話をする時に
しゃがんで目線を合わせることで
相手は安心感を持ちやすくなります。
このような小さな配慮が
コミュニケーションの質を
大きく向上させます。
ペーシングの実践
ペーシングは
簡単に実践できる
コミュニケーション技術です。
まずは
相手の話すスピードやトーンに
合わせることから始めてみましょう。
次に
相手の言葉を繰り返したり要約したりすることで
相手との距離を縮めることができます。
そして
ノンバーバルなペーシングも
併せて行うことで
より効果的な
コミュニケーションが
可能となります。
ペーシングを活用して
相手との距離を
ぐっと近づけてみませんか?
日常生活やビジネスの場面で
より良い人間関係を築くための
強力なツールとなるでしょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
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