気づき

気づきを「言わせる」ことでコーチング効果は倍増する!

コーチングの目的は
「相手に新しい気づきを促すこと」
です。

話していく中で
相手が自分の中にある考えや
感情に整理をつけ

新しい視点を
得る。

そして
それをきっかけに
行動変容へとつながっていく。

これが
理想のコーチングの
流れです。

しかし
ここに大きな落とし穴があるのを
ご存知でしょうか?


「気づき」は誰のもの?

気づき

気づき

コーチングの終盤で
よくありがちな場面が
あります。

「ここまでの話をまとめると
一番の気づきは
〇〇ですね!」

コーチとしては
優しさや親切心で
言っているつもりかもしれません。

しかし
この一言がコーチングの効果を一気に
下げてしまうことがあるのです。

なぜか?

それは
「気づき」はコーチが与えるものではなく
クライアントが自分でつかむものだからです。

つまり
気づきは「その人のもの」であって
「コーチが代弁してはいけない」のです。


コーチがやってしまいがちなNG行動

NG行動

NG行動

たとえば
相手の話を聞いていて
「ああ、この人はこういう気づきを得たんだな」


分かる瞬間って
ありますよね。

でも
だからといってその気づきを
「先回りして言ってあげる」ことは

コーチング
においては
避けたいところ。

その理由はシンプルで
「自分の口で言葉にしたもの」だけが
その人の本当の理解になるからです。


なぜ「言葉にすること」が大切なのか

言葉

言葉

人は
思考を言語化することで
整理が進みます。

頭の中では何となく
分かっているつもりでも
それを言葉にすることで

  • 何に気づいたのか

  • それがなぜ大切だと感じたのか

  • 今、どんな感情があるのか

  • そして、次にどんな行動を取りたくなったのか

これらが
明確になります。

さらに
言葉にしている
途中で

新しい気づきが
「さらに」生まれることも
少なくありません。

これこそが
コーチングの
醍醐味です。


気づきを導く質問の力

質問

質問

では
コーチは何をすれば
良いのでしょうか?

その答えは
シンプルです。

「ここまで話してみて
どんな気づきが
ありましたか?」

「一番印象に
残っていることは
なんですか?」

「今
自分の中で何が
動きましたか?」

こうした質問を通して
相手に「言葉にする機会」を
渡してあげるのです。

気づきを代弁するのではなく
「導く」のが
コーチの役割です。


コーチングのまとめは口から

相手の口

相手の口

もちろん
会話の途中でクライアントが混乱していたり
話が迷走しているようなときに

「ここまでの話をまとめると
こういう感じに聞こえますが
いかがですか?」


フィードバックするのは
効果的なサポートです。

しかしそれでも
最後のまとめは必ず
相手自身の口から言ってもらいましょう。

たとえば
「美しい」という
言葉ひとつとっても、

  • 上品な美しさ

  • 輝くような美しさ

  • 愛らしい美しさ


人によって感じ方や意味づけが
微妙に異なります。

この「違い」を正確に捉えるには
本人が自ら言葉を選び
自分で発する
ことが必要なのです。


おわりに:相手の成長を信じて待つ

成長

成長

コーチングの場では
「相手の成長を信じて、待つこと」
がとても大切です。

つい助けたくなったり
まとめてあげたくなる気持ちは
分かります。

でも,その優しさが
相手の内省のチャンスを
奪ってしまうこともあるのです。

あなたの問いかけに対して
クライアントが「気づいた!」と
言葉にするその瞬間。

それこそが
コーチングにおける
最大の成果です。

ぜひ、最後の「まとめのひとこと」は
クライアントの口から出るように
意識してみてください。

コーチングの効果が
きっと倍増
するはずです。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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