今年の大谷選手は
打者として
本来の力を発揮しました。
しかし、
大谷選手と言えば
3番でピッチャーのイメージ
中小企業の中には
「社長が3番でピッチャー」の
状態にある会社が少なくありません。
つまり
社長が攻撃の中心であり
守備の要でもあるという状態です。
一見
社長が会社を
引っ張る姿は頼もしいですが
実はこれこそが企業が
抱える大きな
リスクとなり得ます。
本記事では
この課題を
どう乗り越え
会社全体で成果を
上げる体制を作るかについて
考えてみましょう。
今回の参考にするのは
2023年のWBC
(ワールド・ベースボール・クラシック)で
日本チームが見せた
「全員野球」の
姿勢です。
この精神を
会社経営に活かすヒントを
お伝えします!
なぜ「社長が3番でピッチャー」は
危険なのか?
ある
中小企業の例を
挙げてみましょう。
この会社では
売上の8割を社長が
自ら獲得しています。
一見すると
優秀な社長に支えられた
安定した会社のように思えます。
しかし
社長の心には
不安が募ります。
「自分が倒れたら
会社はどうなるのか?」
この不安は
正当なものです。
個人に大きく依存している会社は
リーダーが病気や
怪我などで長期間不在になれば
一瞬で
危機的な状況に
陥ります。
そこで必要なのは
社員全員が力を
発揮できる体制づくり。
これが
「社長が3番でピッチャー」から
抜け出すための第一歩です。
全員野球から学ぶ4つのポイント
WBCで日本代表が世界一
WBCで日本代表が世界一に輝いた背景には
大谷翔平選手を中心とした
チーム全体の協力がありました。
この成功を
会社経営にどう応用できるかを考える上で
重要な4つのポイントをご紹介します。
楽しむことを忘れない
野球は
本来
楽しいものです。
しかしプロの世界では
結果を求められるプレッシャーから
選手が険しい表情を浮かべがちです。
そんな中
大谷選手を中心に
今年の日本チームは
楽しむことを忘れずにプレーし
明るい雰囲気を
維持していました。
会社でも
仕事を楽しむ空気を
作ることが重要です。
社員が笑顔で
働ける環境は
企業の生産性を高めます。
そのためには
「楽しい職場」をテーマにした
ワークショップなどが有効です。
このような取り組みを通じて
社内の雰囲気を明るくする方法を
探ってみてはいかがでしょうか?
想いを一つにする
想いを一つに
WBCの
日本チームが掲げた
目標は「世界一」。
選手全員が
この目標に向かって
結束していました。
会社経営にも共通するのは
全社員が会社の理念を共有し
それを日々の行動に活かすことです。
「企業理念」を
社員全員が自然に
口にできる環境を作ることは
会社の目標を
実現するための
大きな力になります。
理念を浸透させる
ワークショップを
取り入れることで
社員一人ひとりの
意識を
高められるでしょう。
お互いを信頼し合う
信頼
信頼関係を築くには
まずお互いを
知ることが大切です。
WBC日本チームでは
選手同士が
それぞれの役割や特性を理解し
信頼し
合って
いました。
会社でも同様に
社員が互いの強みや個性を知ることで
連携がスムーズになります。
ACTASの提供する
「Talent Focus®」のような
ツールを活用すれば
短時間で各社員の得意分野や
適性を把握することが
可能です。
これを共有することで
個々の特性を活かした
チーム作りが進むでしょう。
全員で取り組む意識を持つ
全員で取り組む
「全員野球」という言葉は
簡単に言えますが
実行するのは難しいものです。
特に会社では
一部の社員に負担が
偏るケースが多く見られます。
これを解消するには
社員全員が「会社の課題を自分ごと」
として捉えられる環境が必要です。
QC活動(品質管理サークル)や
トヨタ方式の改善活動のような
仕組みを導入することで
社員が
主体的に会社の改善に取り組む
文化を育むことができます。
このような活動を通じて
全員が参加する会社運営を
目指しましょう。
社長が「3番でピッチャー」
から脱出するために
社長自身が会社の
中心であり続けることは
短期的にはプラスかもしれません。
しかし
長期的に見ると
それはリスクでしかありません。
全社員が
力を合わせる体制を
作ることで
会社はより強く
持続可能な組織へと
変わることができます。
さあ
あなたの会社も
「全員野球」の精神を取り入れ
未来への一歩を
踏み出しましょう!
興味があればぜ
ひACTASまで
お問い合わせください。
とは言え
来年は3番でピッチャーの
大谷選手を見たいものです。
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