私たちが平等に持つ
1日24時間
1年365日。
この限られた時間を
どう使うかで
人生の質は大きく変わります。
テキパキと計画的に
使う人もいれば
何となく過ごしてしまう人もいます。
その差は1日では
小さいかもしれませんが
1年後には「雲泥の差」となるのです。
しかし
ただ忙しく時間を
埋めるだけでは本末転倒です。
余裕を持ち
自分にとって有意義な時間の
使い方をすることが大切です。
では
「時間を上手に使う」とは
どういうことでしょうか?
「幸せのための時間」を意識する
幸せ
時間を上手に使うとは
何よりも自分が「幸せ」と感じられる
ために使うことではないでしょうか。
では
幸せとは
一体何なのでしょうか?
心理学者チクセントミハイ氏の著書
『フロー体験―喜びの現象学』に
幸福感の本質が書かれています。
彼によれば
人が幸福感を感じる瞬間は
「何かを達成したとき」です。
目標を持ち
それに向かって全力で取り組み
達成する。
そのプロセスと結果が
人に喜びを
もたらすのです。
時間の使い方を変える「目標設定」
目標
目標が明確であれば
自然と時間の使い方は
変わります。
例えば
「フルマラソンを完走する」という
大きな目標を掲げたとしましょう。
その場合
無計画に
走り続けるのではなく
練習計画を立て
適度に休息を取ることが
必要になります。
同じように
時間を使う際も
「優先順位」を付け
無理なく効率的に
進める意識を
持つことが重要です。
そのための鍵が
「第二領域」に
時間を投資することです。
第二領域とは?なぜ大切なのか
時間管理のマトリックス
時間管理において有名な
「緊急度」と「重要度」のマトリックスでは
タスクは次の4つの領域に分けられます。
第一領域:重要で緊急なこと
-
- 締切直前の仕事や緊急対応など
放置すると大きな問題になるもの。
第二領域:重要だが緊急ではないこと
- 長期的な目標設定
スキルアップ
健康管理など、未来に繋がる行動。
第三領域:緊急だが重要ではないこと
- 他人からの急な
依頼や些細な連絡など
目先の対応に追われがちなもの。
第四領域:緊急でも重要でもないこと
- ダラダラと
ネットサーフィンや
SNSを眺める時間。
多くの人は第一領域と
第三領域に
追われがちですが
最も未来に影響を
与えるのが
「第二領域」です。
これに積極的に時間を
割ける人が
長期的に成功しやすいのです。
第二領域に時間を割くための具体策
第二領域
- 目標を明確化する
- 「5年後にどうなっていたいか?」と自問し
長期的な目標を設定します。
- 優先順位を付ける
- やりたいことや
達成したいことをリストアップし
重要度に基づいて順位付けします。
- 毎日の時間を見直す
- 自分の1日の時間配分をチェックし
無駄な時間を
「第二領域」に移します。
- 計画を立てる
- 小さなステップに分解し
日々の予定に
落とし込みます。
- 振り返りの時間を確保する
- 週に1回
自分がどれだけ第二領域に
時間を使えたかを振り返ります。
時間管理は「自分を知る」ことから
価値観
時間に追われるのではなく
自分の価値観や目標に基づいて
時間をコントロールする。
この意識を持つことで
時間の使い方が変わり
人生の充実度も上がります。
あなたは
どう時間を
使いたいですか?
まずは
今日からでも
「自分がやりたいこと」を
リストに
してみませんか。
それが
あなたの時間管理を
変える第一歩です。
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