人とゴリラの違いは
白目がないこと

確かにゴリラには
白目がありません。

人間以外の霊長類は
目の色が、肌や体毛の色に近く
白目がありません。

その為、どちらを向いているか
外見では分かりません。

一方、人間は白目があるために
結果として、敵に行動を
読まれやすくなっています。

なぜ、人間は進化して
この不利な白目を
獲得したのでしょうか？

それは白目があることにより
お互いが次に何をしようとするか
知ることが出来るからです。

つまり、共同で狩りをするとき
目くばせにより
獲物を得やすいくなります。

狩り

協力関係を築くために
人は白目を持ったのです。

白目を持ったことにより
様々な情報を
発信できます。

信頼・疑い・怒り・悲しみ
安心・楽しさ・自信・・・

目から得られる情報は
思った以上に多いのです。

従って、私たちプロコーチは
相手から目を離しません。

だから
話を「聞く」のではなく
話を「聴く」と言っています。

つまり、耳ではなく
こころの目で聴くように
しています。

先日も
あるクライアントさんとの
セッションで、相手の目に涙が・・・

「あ！あの言葉が
琴線に触れたなと
分かりました」

そうして、
一気に本筋に
進むことが出来ました。

逆に表情が直ぐに
目に表れる方がいます。

感情に任せて
表情を作るか？

ちゃんと考えて
自分の意思を表すか？

それは
あなた次第です。