「フィードバックを与える目的は何か?」
と問われたとき
多くの人は「相手の成長のため」と答えます。
しかし本当の目的は
それだけでは
ありません。
フィードバックの目的は、
現状を正確に知り
理想に近づくための軌道修正をすること。
言い換えれば
相手の“未来を整える”
ための行為です。
拒否反応の裏にある「誤解」

拒否反応
ところが実際には、フィードバックをすると、
相手が不機嫌になったり
反発したりすることがあります。
なぜでしょうか?
それは多くの場合、
フィードバックを「批判」や「評価」
だと受け取ってしまうからです。
「注意された」
「ダメ出しされた」と感じると、
人は防衛本能的に心を閉ざしてしまうのです。
鏡なしで後ろ姿を見るには

後ろ姿
フィードバックを受けるというのは、
自分の背中を
鏡なしで見るようなもの。
自分では気づけない部分を
他者が教えてくれる
機会です。
もし服の背中に何かが付いていたら、
それを教えてくれる人が
いた方がありがたいですよね。
でも、いつも反発していると、
誰も何も言ってくれなく
なってしまいます。
フィードバックがなくなると起こること

フィフィードバックードバック
誰も何も言ってくれなくなると、
自分では正しいと思っていても、
方向を間違えたまま進み続けてしまう。
それはまるで
「裸の王様」
のようなものです。
誰も真実を言わない中で、
本人だけが堂々と
間違った道を歩んでいく。
フィードバックがない組織や人間関係は、
ゆるやかに崩れていく危険を
はらんでいます。
「愛のあるフィードバック」とは

愛
一方で、フィードバックを伝える側も、
相手の反応に
引っ張られすぎないことが大切です。
相手が不快そうな表情を見せると、
「もう言わないでおこう」
と思ってしまうかもしれません。
でも、それでは本当の優しさとは言えません。
相手の成長を願うからこそ、伝える勇気を持つ。
これこそが、愛のあるフィードバックです。
私の経験から学んだこと
以前、経営者が集まる会で、
少し横柄な態度を取る社長がいました。
周囲も困惑していましたが、誰も何も言いませんでした。
私は思い切って、
「その言い方、少し失礼ですよ」
と伝えました。
すると社長は怒り出し、
「もうお前とは話したくない」
と言い放ちました。
その時は私も一歩引き、静かに場を離れました。
ですが、数日後、その社長が私のところに来て、
「この前はすまなかった」と頭を下げたのです。
イライラしていた自分を反省し、
「注意してくれてありがとう」と言ってくれました。
その瞬間、私は確信しました。
フィードバックは
時に波風を立てても
真心は伝わるのだと。
仲間を信じる勇気が関係を深める

勇気
フィードバックを
することは
勇気が要ります。
特に仲間や同僚に対しては
関係が壊れるかもしれないという
不安がよぎることもあるでしょう。
けれども、真に信頼し合う関係は、
本音を伝え合うことでしか
築けません。
仲間を信じ、仲間のために伝える。
その積み重ねが
強いチームをつくるのです。
まとめ:フィードバックは「信頼の証」
フィードバックは、単なる指摘ではありません。
「あなたを信じているからこそ、伝える」という
信頼の証でもあります。
もし
あなたが誰かからフィードバックを受けたら、
それはあなたに期待している証拠です。
そして
あなたが誰かに伝えるときは、
その人を想う愛情をもって伝えましょう。
波風が立っても、
それは
“信頼が生まれる前触れ”なのです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
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