聴く

聞く・訊く・聴く あなたはどの“きく”で相手と向き合っていますか?

「きく」という言葉には
大きく3つの漢字
があります。

  • 聞く:音や声を耳でとらえること

  • 訊く:相手に質問し、情報を得ること

  • 聴く:耳だけでなく
    心を使って注意深く向き合うこと

普段の生活では
無意識のうちに
「聞く」だけで

終わってしまうことも
多いかも
しれません。

でも
特にコーチングや
人との信頼関係が重要な場面では

この「きく」の使い分けが
とても
大切になります。


 コーチングにおける「聴く」の力

聴き上手

聴く力

コーチングでは
「聴く」ことが最も
大切なスキルのひとつです。

なぜなら
相手が本当に言いたいこと
や感じていることは

言葉の奥に
隠れていることが
多いからです。

たとえば
クライアントが
こんな風に言ったとします。

「まあ
頑張ってるつもり
なんですけど・・・」

この「つもり」
「・・・」の部分に注目しなければ
その人の本音は見えてきません。

単に「聞いて」いたのでは
そこに込められた感情を
受け取れないのです。


メラビアンの法則が教えてくれること

メラビアンの法則

メラビアンの法則

1971年
アメリカの心理学者
アルバート・メラビアンは

人が他人から受ける印象には
次のような比率が
あると提唱しました。

  • 言語情報(話の内容):7%

  • 聴覚情報(声のトーン、速さなど):38%

  • 視覚情報(表情、ジェスチャーなど):55%

つまり
「言葉そのもの」から受ける情報は
全体のたった**7%**に過ぎないというのです。

これは
耳だけで
「聞く」だけでは

相手のことを
十分に理解できないということを
意味しています。


 聴く姿勢が信頼を育む

心で受け止める

信頼

コーチングの現場で私は
相手の表情やしぐさを
見逃さないようにしています。

メモを取るときも
顔を上げたまま
手元を見ずに大まかに書きます。

内容の正確さよりも
そのときに相手が
どんな表情をしていたか

どんな声色だったかの方が
ずっと重要
だからです。

言葉にはならない
でも確実に
「そこにある感情」。

それを受け取るには
視覚と聴覚
そして「心」が必要です。


「心で聴く」とは?

感情に寄り添う

心で聴く

「心で聴く」とは
相手の話を自分のためではなく
相手のために聴くという姿勢です。

たとえば
こんなふうに問いかけながら
耳を傾けることです。

  • 「なぜこの人は
    こんな風に話しているのだろう?」

  • 「彼女は何に悩んでいるのだろう?」

  • 「今、どんな感情が動いているのだろう?」

情報を引き出すために
「訊く」
のではなく

その人の背景や
感情に寄り添いたいと思って
「聴く」。

これが
コーチングにおける
「心で聴く」という姿勢です。


最後に──自分自身に問いかけてみる

自分自身に問いかける

自分自身に問いかける

あなたは
相手の話をどんな
「きく」で受け止めていますか?

それは
「聞く」「訊く」だけに
なっていませんか?

「聴く」
心で向き合う
「きく」ができていますか?

相手の話を
心で受け止めることが
できれば

その人は
「この人になら
安心して話せる」と感じ

深い
信頼関係が
築かれていきます。

最後に
こんな問いを自分自身に
投げかけてみてください。

「私は
相手のために
聴けているだろうか?」


信頼は
「聴くこと」から
始まります。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

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参加出来るセミナーを
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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