NHKBS1で
「ハイヒールを履いた僧侶」
を見ました。

その名は

西村宏堂

ハリウッドで活躍する
世界的な
メイクアップアーティストであり

LGBTQ当事者であり
活動家
そして僧侶

TIME誌が選ぶ世界の
「次世代リーダー」
21人の１人

もう
ユニークすぎて
特別な人かと思えば

その生い立ちは
普通の男の子

違ったのは
3歳の頃から
男の子が好きで

幼い頃から
お姫様が好きで
風呂敷を頭に巻いて遊んでいたそうです。

しかし、
「あいつはホモだよね」
の言葉に傷つき

本来の自分を
隠してて生きるべきと
思った時期もあったようです。

そんな彼を変えたのが
アメリカ留学

自分の居場所を求め
アメリカで
美術を学びに留学

アメリカ留学

ここなんです。

自分らしくあるために
アメリカに留学

これが
「次世代リーダー」の
誕生の切っ掛けです。

彼は
ヘアメイクアーチトに
なりたくて

アメリカに行ったのではなく
美術を学びに
行ったのです。

「自分の思う心に
従って、自然に
行動する」

これが
自然体で
自分らしくあることです。

この美術大学で
悩んでいる同級生に
ヘアメイクをしたところ

その時元気になっただけでなく
メイクを落とした後も
自信が消えなかったそうです。

この体験が
彼を
ヘアメイクに向かわせました。

その後著名な
メイクアップアーティストの
アシスタントになり

ヘアメイクを
勉強し

気がつけば
ミス・ユニバースの
ヘアメイクアーチトになっていたのです。

ミスユニバース

ここもポイントだと
思います。

計算して
ミスユニバースの
ヘアメイクアーチストにはなれません。

そこには
幼い頃から
女の子に憧れて

メイクが
好きで練習していた
自然体の彼だからこそ

なれたのだと
思います。

さらに
僧侶

これも
奇をてらって
僧侶になったのはありません。

もともと
お父さんが
お寺の僧侶

当然
子供の頃から
お寺を継ぐのが当たり前のように言われ

これも
嫌だったそうです。

それを
変えたのが
母親の一言

「知りもしないで
その職業を否定するのは
差別じゃないの」

これ
彼には
響きました。

このセンテンスで
「その職業」を
「LGBT」に変えたらどうでしょう。

「知りもしないで
LGBTを否定するのは
差別じゃないの」

なんて素晴らしい
お母さんでしょう。

彼はそれから
僧侶になるべくして
修行を積みます。

僧侶の修行

ここで
彼には
悩みが生まれます。

「高品位であらねばならない
僧侶が、きらびやかな
ヘアメイクアーチストや

ましてはLGBTQで
良いのだろうか？」

すると
またまた
出会うべく人に出会いました。

この悩みを
高僧に
相談したところ

「お釈迦様は
『差別』に立ち向かわれた
方です

だからこそ
LGBTQの様な方を
応援するのが

仏教の勤めです」

と言われたそうです。

ここでも
良い出会いが
あったのですね。

如何ですか？

自分の心の
赴くままに
進んでいれば

いつしか
自分の居場所に
行き着くのです。

その為には
「今を一生懸命
生きる」ことが大事です。

私たちコーチは
この母親であり
高僧の役割を与えられています。

道に迷ったら
ぜひ、尋ねてきてください。

自然体で
皆さんの思いを
見える化します。