「ストレスは悪いもの」
「できるだけ避けたいもの」
そう思っていませんか?
現代社会では
ストレスという言葉にはネガティブな
イメージがつきまといます。
けれど
実はストレスそのものが
「悪者」というわけではないのです。
今回は
「ストレスって本当は良いやつなんです」
という視点から
ストレスの正体や役割を解き明かし
うまく付き合うヒントを
お伝えします。
ストレスとの正しい付き合い方

ストレス
私たちは日々
仕事や人間関係、家庭、将来への不安など
さまざまなストレスと向き合っています。
しかしその正体を知らずにいると
「なんとなく不調」
「モヤモヤする」
「イライラが止まらない」
といった状態に
悩まされることになります。
ストレスを
コントロールする第一歩は
ストレスについて正しく知ること。
そしてその理解をもとに
上手に付き合っていくことが
大切です。
ストレスとは「エネルギー」である

エネルギー
「ストレス学説の父」と呼ばれる
ハンス・セリエ博士は
ストレスについて次のように述べています。
「ストレスとは、エネルギーの発生状態である」
この言葉
最初は少し抽象的に
感じるかもしれません。
でも
実はとても本質を
突いています。
たとえば
突然大きな音が
したとします。
驚いて体が縮こまり
目をつぶり
次に瞳孔が開く。
このように
外の刺激に対して
私たちの身体は瞬時に反応します。
これはすべて
危険から身を守るために生体が
「適応」している証拠です。
このとき
体内ではアドレナリンが分泌され
脳や筋肉への血流が増加します。
一方で
消化器官や免疫系への血流は減少し
一時的にエネルギーの配分が変わるのです。
これこそが
「ストレス=エネルギーの発生状態」
であるということなのです。
ストレス反応は生命を守るシステム

太古の昔
このストレス反応は
人類が太古の昔から身に着けてきた
「生き残るためのシステム」なのです。
敵に遭遇したときに
「戦うか逃げるか」を選ぶ瞬間
体はフル稼働します。
この一連の反応があるからこそ
私たちは危険を察知し
瞬時に対応できるのです。
つまり
ストレスは本来
私たちの生命を守る味方だったのです。
ストレスが悪者になった理由

身体に悪影響
ではなぜ
ストレスが「悪者」のように
思われるのでしょうか。
それは
ストレスが長期間続いたり
強すぎたりすると
身体に悪影響を
及ぼすことが
あるからです。
本来は一時的な適応反応であるべきものが
慢性的に続くことで
心や体に不調をもたらすのです。
たとえば
頭痛や不眠、胃の不調、集中力の低下
うつ症状などがその一例です。
これが
ストレスが「悪いもの」と
認識されるようになった背景です。
「ストレス」と「ストレッサー」の違い

「ストレス」と「ストレッサー」
ここで注意しておきたいのが
「ストレス」と「ストレッサー」の
違いです。
-
ストレス:体が反応している状態
(適応のためのエネルギーの発生) -
ストレッサー:ストレスの原因となる外部の刺激
(例:上司の叱責、騒音、締切など)
この二つを混同すると
対処の方向性を
誤ってしまいます。
たとえば
「嫌な上司」が
ストレスなのではなく
その上司という
ストレッサーに対して
生じた反応がストレスなのです。
ストレスを味方につける方法
ストレスを敵視するのではなく
味方に変えるには
どうすればよいのでしょうか?
ポイントは次の3つです。
① ストレスのサインに気づく

気づく
「なんか疲れが取れない」
「最近イライラしやすい」など
自分の変化に敏感になることが第一歩です。
② ストレッサーを特定する

特定する
原因(ストレッサー)が
何かを探ること
対応策を考えやすくなります。
書き出すのも効果的です。
③ エネルギーとして活かす

エネルギー
プレッシャーを
「チャンス」ととらえる
マインドを持ちましょう。
大きな舞台や締切前の緊張も
うまく使えば
集中力や行動力に変わります。
おわりに
「敵を知れば百戦危うからず」
という言葉がありますが
ストレスも同じです。
正体を知れば
怖れる必要は
ありません。
むしろ
私たちの身体はとても優秀な
反応システムを持っているという証です。
ストレスとは
私たちがより良く生きるための
「エネルギー」
味方につければ
あなたの人生の
推進力になります。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
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