この言葉は
クライアントさんとの
会話から頂いたものです。

そのクライアントさんが
「大事にしているものは
なんですか？」

の質問に対する
言葉です。

「良いこと言うな～」
って感じです。

私は
コーチングを
生業としています。

コーチングの良いところは
クライアントさんと共に
成長させて貰えること

これは
かっこつけて
言っているのではなく

コーチングの
コアコンピタンスにも
書かれている

コーチングの
基本姿勢なんです。

つまり
私たち
コーチは

クライアントさんと
同じ土俵に上に立ち

クライアントさんと
共に成長する
気持ちで臨んでいます。

だからこそ
そのやり取りの中で
喜びが生まれます。

今年も
色々なクライアントさんから
学ばせて貰いました。

今年の中で
一番の学びを
ご紹介します。

その
クライアントさんとは
偶然にゴルフ場で会いました。

7年間
この仕事を
してきましたが、

このゴルフ場からの
スタートは
初めてでした。

同じ
ビジネスの会に
所属していて

その会主催の
ゴルフコンペで
たまたま同組でした。

初めて同士で
お互いが
簡単な自己紹介をしたところ

その方は
私の仕事に興味があるので、
一度、逢いたいと言ってくれました。

そこで
コーチングのことを
しっかりお伝えしたところ

「丁度、自分の
存在意義が
分らなくなっていて

今の仕事を
見直したいと
思っているので、

コーチングを
受けたい」

と申し出て
頂けました。

詳しく
ヒヤリングすると

会社を
起こし
5年目

売上も
そこそこ
伸びてきているが、

最近
仕事そのものに
ワクワク感がないとこと

分ったので、
「企業理念」が
ないこと

そこで
企業理念作成
ワークを提案し

5回の
セッションで
企業理念の明文化がスタート

企業理念は
大きな木になるための
幹になる基です。

色々な
アプローチが
ありますが、

私の場合は先ずは
「価値のリスト」
から始まります。

「価値のリスト」とは
自分にとって
一番大切な価値観を見つけるワーク

「価値観リスト」から
5つのキーワードを
選びます。

この5つの
組み合わせの中から
自分が大切にしているものを見つけます。

このワークは
なぜその言葉を
選んだかを聞く中で

自ずと
その方の
過去が語られます。

その中に
今の仕事を
始めた原点が出てきました。

もう
この初日から
その方は目が

キラキラと
輝き出しました。

「自分の
存在意義が
分らなくなった」

と言っていた方が
初日から
全開モードとなり

「服部さんとの
セッションが楽しみで
これがある日はワクワクします」

と言って頂き
5日間で
見事

その企業理念は
明文化できました。

すると
この思いを
現実化させたいので、

このまま
経営指針も
創りたいとのことで

さらに
もう5回の
経営指針ワークが始まりました。

企業理念が
幹であれば

経営指針は
根や枝葉です。

その木を支え
大きく成長させる
原動力です。

ここからは
分析が中心となり

強みや弱み
外部環境から

進むべき道を
明確にして
戦略を立てていきます。

そして
出来上がった
計画が

なんと

「二年後に
今の事業を再構築し
7倍にする計画ができました」

思わず

「そんなに
無理しなくても
良いのでは」

と言うと

「いや、服部さんの
お陰で自分がやりたいことが
明確になった

それを基に
先輩の経営者に
相談し

十分可能な
目標なので
二年後を見ていてください」

との頼もしい
言葉を頂き

実際に
この目標を
見据え

許認可の申請
従業員の確保

もう
動き出して
います。

改めて
「企業理念」の
大切さを学びました。

来年も
こんな出会いを
頂きながら

この仕事さ
せて貰えていることに
感謝し

クライアントさんと
共に成長し続けたいと
思います。

今年一年
ありがとうございました。

そして
来年も
よろしくお願いいたします。