近年
上場企業に就職する
新卒の３割が

３年以内に
辞めているという現実が
新聞記事で取り上げられています。

かつては終身雇用が
当たり前だった時代からすると
この数値には驚きを禁じ得ません。

私は現在
離職率改善コンサルタント
として活動しています。

離職の原因は
男性と女性で
異なります。

女性にとっての離職理由のトップは
人間関係であり
男性にとっても二番目の要素です。

人間関係

職場で過ごす時間が長いほど
良好な人間関係が
離職を防ぐ鍵となります。

そのためには
お互いが相手を
認めることが大切です。

しかし
自分を犠牲にすることなく
自分を知ることも重要です。

日本人は
他人に気を使いすぎて
疲れてしまう傾向がありますが

自分が
何をしたいか
何が心地よく

何が心地悪いかを
知ることが
大切です。

コーチングでは
クライアントさんを
知ることから始めます。

オーダーメードのアプローチで
メンバー同士の理解を深めることで
人間関係を改善することができます。

男性にとっての
離職理由の１位は
「仕事にやりがいを感じない」というものです。

仕事にやりがいを感じない

しかし
これにも
盲点があります。

仕事に優劣はなく
その仕事を手がける
人のマインドが重要です。

同じ仕事をしていても
未来を描けるかどうかが
重要です。

仕事を選ぶ際に
好きなことを
選ぶことも大切ですが

それがやりがいに
繋がるかは
別の問題です。

野球が好きだから
プロ野球選手になるというのは
一見素晴らしい選択ですが

成功するのは
一握りです。

やる気は
仕事の持ち方で
生まれます。

ビールがうまいから頑張る
休日に家族で楽しむことで
やる気が出るなど

理想の未来を
描くことが
重要です。

リーダーに求められるのは
メンバーに未来を
描かせることです。

楽しい未来を描くことで
喜びを見つけて
仕事を続けることができます。

それが
離職率を改善する
秘訣です。