チームを一体化させ
組織をより強くするためには
どうすればよいのでしょうか？

その秘訣は
リーダーが
「考えさせる質問」を使って

考えさせる質問

メンバー自身に
気づきを
促すことにあります。

私は人材育成の講師として
企業やチームの成長を
サポートしています。

セミナーを開催する際
参加者に持ち帰ってもらう
「新たな気づき」を

提供することを
最も大切に
しています。

この気づきは
単に正しい答えを
教えることではなく

自らの考えや行動を
見直すきっかけを
提供するものです。

正しい答えではなく
「気づき」を提供する

気づき

たとえば
「コーチング」についての
セミナーでは

初めから「傾聴」や「質問」
「承認」などの技術的な要素を
教えることはありません。

なぜなら
正しい答えを
与えるだけでは

受講者が
「分かった気になる」ことで
思考停止に陥ってしまうからです。

「分かる」ことが目的ではなく
「実践できる」ことが
本当のゴールです。

そのためには
受講者自身が
「なぜコーチングを学びたいのか？」

「コーチングを通じて
何を達成したいのか？」
といった問いに答え

自分の中で
納得するプロセスが
欠かせません。

リーダーがチームに示すべき姿勢

リーダー

リーダーがチームをまとめ
一つの方向へ導きたいとき
ビジョンを提示することは重要です。

しかし
それだけでメンバーが自発的に
動き出すとは限りません。

具体的な行動に結びつけるためには
「考えさせる質問」を活
用する必要があります。

たとえば
次のような質問を
投げかけてみてください。

• 「私たちのチームが目指すビジョンの中で
  あなたが大切だと思うことは
  何ですか？」
• 「そのビジョンを実現するために
  あなたができることは
  何だと思いますか？」

こうした問いかけを通じて
メンバー自身が
ビジョンを自分ごととして捉え

具体的な行動を
考えるように
なります。

チームの一体感を生む
「考えさせる質問」

一体感

「考えさせる質問」は
チームの一体感を生むための
強力なツールです。

この質問を
繰り返し使うことで

次第にメンバー全員が
「自分は何をすべきか」を考え
行動に移すようになります。

以下は実際に役立つ問いかけの例です。

• 「チームとして成功するために
  今の私たちに足りないものは
  何だと思いますか？」
• 「その課題を解決するために
  あなたはどのように
  貢献できますか？」

こうした問いかけを行うことで
チーム全体が主体的に
動き始めます。

トップダウンではなく
ボトムアップで生まれるアイデアや行動が
チームを強くする原動力となります。

あなたのチームも変えられる

「伝えているのに
メンバーが動いてくれない」
と感じることがあるなら

それは
「正しい答え」を押し付けるだけに
なっている可能性があります。

メンバー一人ひとりに
「自分は何をすればいいのか？」
を考えさせるプロセスを取り入れることで

チームの力は
格段に
向上します。

チームのビジョンを共有し
一体感を生むために,ぜひ
「考えさせる質問」を活用してください。

その問いが
メンバーの気づきを促し
行動を引き出すきっかけとなるはずです。