昨日は3歳児に
コーチングをしました。
その結果、
彼は行動を起こして
くれました。
感動でした。
何があったか。
昨日は娘夫婦が子供(5歳けいた(仮名)、
3歳ともや(仮名))を
連れて我が家に来ました。
ともやはヤンチャで、
よく幼稚園もけんかを
する子でした。
昨日もおもちゃを、
兄と奪い合った、
ともやは兄の顔を思いっ切りつねる攻撃に!
それを見た母親が
母親「とも!ダメでしょ!
人の顔をつねっては。
お兄ちゃんが痛いでしょ!
謝んなさい!」
とも
「いやだも~~ん。え~~~ん」
(床に突っ伏して泣きだす)
暫く放置。
私「どうして泣いているの」
とも「お母さんが怒った」
私「そうか、お母さんが怒ったんだね。
どうして怒られたのかな?」
とも「・・・・・」
私「お母さんが怒ることを
したんじゃないのかな?」
とも「・・・・・」
しかし、この時、
顔を上げた表情には
(僕がお兄ちゃんの顔をつねったから。
でも、謝まりたくない)
と読み取れました。
ここで、
また、暫く放置
今度は祖母(私の妻)が
登場
祖母「とも君おいで、
抱っこしてあげる」
ともは無言で祖母の基へ
祖母「どうして泣いているの」
とも「お母さんに怒られた」
祖母「そうか、怒られたんだね。」
とも「うん」
祖母「どうして怒られたか分かるの?」
とも「うん。分かってる」
お!そこで、すかさず、母親が
母「とも君。どうして怒られたか分かってるんだ。
じゃ、どうしようか?
そうだ、
お母さんと一緒に
お兄ちゃんのところへ謝りに行こうか?」
とも「うん」
兄の基へ
とも「お兄ちゃん。ごめんね」
兄「うん。いいよ」
見事、
コーチングにより心から
謝ることができました。
成功のポイントを解説します。
まず、
母親の叱り方です。
ただ、単に、
「お兄ちゃんの顔をつねっちゃダメでしょ」
ではなく
「人の顔をつねっては。
お兄ちゃんが痛いでしょ!
謝んなさい!」
と、ダメな理由。
そして何をしなければならないかを
伝えています。
叱る理由を3歳児に対しても
しっかり伝えています。
次に放置
幼児が泣くときは
自分の存在をアピールするために
泣くことがあります。
しかし、
この場合は直ぐに
対応するのではなく
悪いことをしたら、
誰もそのことを
認めてくれないと感じさせます。
次に私の行動
問いかけることで、
「君の存在は気づいているよ」との
「承認をしています」
その上で、
「気づき」を与える
質問をしています。
「お母さんから何か怒られることを
したんじゃないのかな?」
泣いても、
誰も助けてくれないのは
原因が自分にあることを気づかせる質問です。
この時、彼の眼は先述のごとく
(僕がお兄ちゃんの顔をつねったから。
でも、謝まりたくない)
と読み取れました。
しかし、
素直に行動には移せない状態と判断。
また、放置することで、
どうしたら、良いかを
考えさせる時間です。
娘に聞くと、
いつもはここで、
押し入れに閉じ込めていたそうです。
しかし、
そうして得た彼の言葉「ごめんね」は
心が入っていない言葉だったそうです。
そうですよね。
真っ暗な押し入れにいたくないから
「ごめんね」と言っただけで
心からそう思って
いないのですから。
分かっているけど、
行動に移せない状態を
どうしたら解消できるか
幼児なりに考えさせる時間が
必要です。
そして、
絶妙な祖母の登場
抱っこすることで、
おばあちゃんは味方だよと
アピール
私と同じ質問をしているのに
彼は素直に怒られた理由を
分かっていると返事をしています。
ここにも、
コーチングの重要なポイントが!
コーチングする側は
される側の見方で
なければなりません。
部下やお子さんを叱る時、
対立関係になっていませんか?
そして、またまた、
絶妙なタイミングで母親登場。
怒られた理由が
分かていることを確認して
「お母さんと一緒に
お兄ちゃんのところへ謝りに行こうか?」と
提案しています。
本来のコーチングではここで、
自らの言葉で、
行動を選択させるのがベストですが、
流石にここはまだ3歳児。
提案することで、
次の行動変容を促しています。
そして
「ごめんね」
この言葉の響きから
心から謝罪のニュアンスが
伝わってきました。
「いや~。成長したな。」
と、思わず、
涙がでそうでした。
たった、
3歳児でもコーチングが出来ます。
あなたのお子さんは何歳ですか?
部下は何歳ですか?
考えさせ、
行動するコーチングで、
より早い成長を促しましょう。
私は
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。
今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
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