私は
人材開発コンサルタント会社
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」
がキャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
最近、聴くことの大切を
お伝えしています。
人は自分の話を
聴かれるだけで、
自己効力感が上がります。
今日は、
事例を一つご紹介します。
ある看護師長と
看護師の事例
A 師長は、
なかなか仕事が覚えられない
B看護師のことで
日々、
頭を悩ませていました。
勢いあまって
「なんで、あなたはこんな事もできないの」と、
B看護師に対して
つい声を荒げてしまうことも
一度や二度ではありませんでした。
しかし、
B 看護師は
「いや、調子が悪くて」
「良い患者さんにに当たらないんですよ」
といった的を
射ないレスポンスを
返すばかり。
A師長はB看護師のことを
半ば諦めかけていました。
そんなときA 師長は、
あることがきっかけで、
「聴くこと」の大切さを学びました。
「一度、
B看護師の話を
じっくり聴いてみたい」
そう思ったA師長は、
早速B看護師を
昼食に誘い出しました。
目の前で黙々と食事をする
B看護師を見ながらA師長は、
いつものようにこう思っていました。
「なんでB さんは
仕事を覚えられないのだろう?」
そして、
思い切ってB 看護師に
聴いてみました。
「なんでさ、
仕事を覚えられないんだろうな?」
問いかけている内容そのものは
以前と変わりません。
しかし、
この日のA 師長の言葉からは、
そのことについて
「知りたい」
「聴きたい」という興味と
関心が強く表れていました。
Bさんは一瞬虚を突かれたように、
静止してしまいました。
そして、
つかの間の沈黙の後、
Bさんはぽつりぽつりと話し始めました。
「実はですね……」
「ある患者と
こういうところで
うまくいっていない」
「実は看護の場面で、
こういうタイプの患者が相
手だと萎縮してしまう」
「家庭でもこんな問題がある」……。
20 分近く、
延々とBさんは
自分のことについて話しました。
その間、
A師長はうなずき、
たまに相づちを入れながら
ひたすらBさんに
気持ちを集中させ、
話を聴きました。
話し終わったB看護師は、
突然すくっと
その場に立ち上がりました。
そして、
A師長に一礼をして、
こう伝えました。
「師長、
話を聴いてくれて
ありがとうございました。
話を聞いていただいたことで、
これまで気づかなかった
看護業務が上手く行かない理由が分かりました。
これからは、
もっと努力して
良い看護師を目指します」
如何でしょうか?
A師長はただ、
うなずき、たまに相づちを入れながら、
ひたすらBさんに気持ちを集中させ、
話を聴いただけなんです。
今までと何が違うか?
それは、
相手に関心を持っているか
どうかの違いです。
「聴かれる」だけで、
自己効力感が上がるのは
「聴いてもらえた」と
感じてもらえるかどうかに
掛かっています。
同じ「聴く」でも
「自分に関心を
持ってくれている」のか
「相手が聞きたいことを
聞こうとしている」かは
聞かれた相手には伝わります。
「聴く」時は
相手に対してアンテナを
向けましょう。
また、Bさんは口に出すことで、
自分の内側で思っていることが、
整理できます。
「聴く」ことは
コーチングの最も
重要なスキルの一つです。
私は
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。
今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
【7月21日】Talent Focusプラクティショナー養成講座
【7月25日】子どもの個性を見つけ伸ばすセミナー(Points of Yo?体験会)
【7月26日】Talent Focus詳細解説セミナー
【8月6日】自分と相手を理解しあうセミナー(Talent Focus 体験会)
【8月9日】Talent Focus詳細解説セミナー
【8月10,11,12日】 Points of Youトレーナー養成講座
【8月20日】 子どもの個性を見つけ伸ばすセミナー
【8月21日】Talent Focus詳細解説セミナー
【8月24日】Talent Focusプラクティショナー養成講座
今度のセミナー
https://actas.blue/seminar/
最後までお読みいただきありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
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