6月1日は
衣更えの日
学生の頃
6月1日になると
強制的に夏の制服になったのを覚えています。
皆さんの学校では
どうですか?
あの当時はまだ少し肌寒く感じ
寒い寒いと言いながら
登校した気がします。
でもそれも
2,3日のことで
良い日を選んだなって思っていました。
今は社会人となって
目安としては考えても
今日からは夏服ではありません。
「衣更え」の風習は
平安時代の宮中行事が起源で
鎌倉時代に武家社会で広がり
やがて、明治時代に公務員の制服を
6月1日と10月1日に定めたことから
民間にも広がりました。
日本には四季があります。
これは人間にとっては
素晴らしい環境です。
四六時中、夏であれば
衣更えなんて
必要が無いのですが、
四季があるから
何を着ようか
迷えます。
同時に
もう一つ
衣更えには良いことがあります。
それはお世話になった衣服を労り
次の出番までゆっくり服を
休ませる役割があります。
洗濯や陰干しをして
手入れをしてしまうと
長持ちさせることが出来ます。
この「労る」文化は
日本特有の文化です。
服に限らず
道具を「労る」心は
仕事の質も向上させます。
道具を大事にしない大工って
良い仕事をすると
思いますか?
物にも社会現象にも
感謝する気持ちって
大切です。
昨今の
コロナ禍も
そうです。
休業要請や
時短要請で
政府に苦言を呈する場面を良く目にします。
確かにもう少し
やり方があるだろうと
思いますが、
このコロナ禍は
言ってみれば自然現象
夏が暑いからと言って
文句を言う前に
暑くない工夫や
暑くても
バテない工夫を
すべきだと思います。
「コロナ禍はそんな甘いものでは
なく、倒産するかどうかの
瀬戸際なんだよ」
でも、この状況は
事業をしていれば
起こりうること
それを見越して
対処するからこそ
経営ではないでしょうか?
衣更えの時に
以前着ていた服に
感謝してしまうように
事業も状況によって
対応してこその
経営者です。
感謝の対象は
お客さんかも知れません
扱っている商品かも知れません。
いやいや
事業そのものかも知れません。
こんな時だからこそ
しっかり今まで着ていた服(事業)を
見直す良い機会ではないですか?
あなたが今着たい服(事業)は
何ですか?
コロナ禍も収束が見えてきました。
さて、
コロナ開けが来た日には
どんな服を着ていきましょう?!!
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
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