自分の考えや意見を
相手の態度や立場に影響されることなく
正しく伝えられていますか?
親しい友人や
家族には
伝えられるけれど
職場の上司や年上の部下
あるいは年下の上司には
遠慮してしまうことはないでしょうか?
例えば
次のような経験は
ありませんか?
これらは
職場だけでなく日常生活の
あらゆる場面で起こる問題です。
伝える力の差が生む問題

部下との関係がぎくしゃくする
適切に自己表現が
できないことで
さまざまな問題が生じます。
-
部下との関係がぎくしゃくする
本当の気持ちを
伝えずに曖昧な指示をすると
相手に誤解を与えてしまいます。
-
上司に遠慮して本音を言えない
意見を言わずにいると
チームのパフォーマンスが
下がる原因になります。
-
誤解が生まれ、ストレスが増える
言えなかった後悔や
不満がたまることで
人間関係の悪化につながります。
こうした問題を解決する鍵となるのが
「アサーティブネス」
というスキルです。
アサーティブネスとは?

アサーティブネス
「アサーティブネス」とは
自分の考えや気持ちを
率直に伝えながらも
相手の意見や感情も
尊重するコミュニケーションの
スキルです。
アメリカで開発されたこのスキルは
多様な価値観を持つ人々が円滑に
意見交換をするために生まれました。
当初は
自己主張が苦手な人向けの
スキルとして広まりましたが
現在ではビジネスや医療の現場でも
重要な能力として
認識されています。
日本人とアサーティブネスの関係

日本
日本では
「自己主張をしすぎると人間関係が悪くなる」
という考えが根強くあります。
そのため
相手に
配慮しすぎるあまり
自分の意見を
伝えることを
避ける傾向があります。
しかし
実際には多くの人が
こう思っているのではないでしょうか?
お互いが気持ちよく
意見交換できる関係を築きたい
Win-Winの関係を作りたい
アサーティブネスは
ただ「主張する」だけではなく
「相手を尊重しながら伝える」ことを重視します。
そのため
日本の文化にも十分
適応できるスキルなのです。
実践することで得られるメリット

人間関係
アサーティブな
コミュニケーションを身につけることで
次のようなメリットがあります。
職場の人間関係が良くなる
意見を適切に伝えられるようになる
ストレスが減り、心が軽くなる
信頼されるリーダーになれる
このスキルは
特に 医療現場 で
大きな効果を発揮します。
医療現場でのアサーティブネスの重要性

医療現場
私が以前勤務していた製薬業界では
医療機関と
関わる機会が多くありました。
医療現場では
医師・看護師
薬剤師など
異なる職種間での積極的な
コミュニケーションが
求められます。
しかし
次のような課題が
ありました。
-
忙しい環境の中で、誤解が生じやすい
-
職階が異なる相手に対して、遠慮してしまう
-
リスクを指摘したいが、言いづらい
これらの問題を解決するために
私は メディカルリスクマネジャー
の資格を取得し
「アサーティブネス」を
活用したワークショップを
開催してきました。
アサーティブなスキルを身につけることで
医療の安全性を向上させることが
できるのです。
職場で活かすためにできること
アサーティブなコミュニケーションを
身につけるには
まず 小さな場面から実践する ことが重要です。
今日からできる3つの実践方法
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I(アイ)メッセージ
-
「I(アイ)メッセージ」を使う
例:「私はこの点についてもう少し詳しく知りたいです」
→ 「あなたの説明が分かりづらい」と言うより
相手が受け入れやすくなる
-
相手の意見を尊重しながら伝える
例:「あなたの考えも分かりますが
私はこう思います」
-
適切なノンバーバルコミュニケーションを
意識する
-
目を見て話す
-
落ち着いたトーンで話す
-
相手の反応を見ながら伝え方を調整する
まとめ
アサーティブネスは
単なる自己主張ではなく、
相手を尊重しながら自分の意見を伝えるスキル です。
このスキルを身につけることで
職場の人間関係の改善 や
医療の安全性向上 にもつながります。
「自分の意見をしっかり伝えたい」
「相手の反応に左右されずに
コミュニケーションしたい」
そんな方は
ぜひ ACTAS にご相談ください。
あなたのコミュニケーションを
変えるお手伝いを
いたします。
遠慮なくお問い合わせください。
あなたとあなたの仲間を
笑顔に変えます!
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