コーチングの定義は

「目標達成（課題解決）のために
必要な要素を棚卸しし
オーダーメイドでサポートする過程」

です。

定義なので
これから外れては
いけないのですが、

皆さんは
この「オーダーメイド」を
しっかり意識していますか？

知り合いの
オーダースーツを
扱っている

バルーン合同会社
山下社長が
こう言っていました。

「スーツの善し悪しは
着る人にフィットしているかどうかが
ポイントになる」

と仰っていました。

つまり、
かっこよくスーツを着こなすには
オーダーメイドが一番と言うことです。

実は私は会社新時代
スーツはオーダーメイドで
作っていました。

毎日着て
毎日仕事をする
服装です。

それぐらいの
自己投資は
必要と考えました。

さて、
皆さんがコーチングをするとき
オーダーメイド出来ていますか？

コーチングを学んだ
初期だと
オーダーメイドどころでなく

一律に同じ
コーチングを
していませんでしか？

今、私は
「企業理念」作成に
関わることが増えています。

この「企業理念作成」において
コーチングで
作成のサポートをするのですが、

クライアントさんによって
全く違った
ワークとなります。

先日関わった
企業さんの社長は

「今の事業は
やりたくて始めたけど
楽しくない

もしかしたら
本当に
やりたいことは違うかも知れない」

こう、仰るので、
「企業理念」作成
コーチングをしました。

まずは
社長の価値観を
価値観ワークで明確にしました。

出てきた
キーワードは
「情熱」

何に「情熱」を
感じるかが
重要となります。

そこで、次にしたのが
生まれ持った才能を知る
「タレントフォーカス」

社長は行動力と発想力の
「木」のエレメントでした。

「木」であれば
ここからは
スピード感が大事

一気に
「社長がやりたいこと」
を見つけるワークをしました。

結果、
社長がやりたいことは
「体育会系クラブ出身者の人財紹介業」でした。

ここには
社長がかつてサッカーに憧れ
サッカーの強い大学に入ったけれど

そこには強者揃いで
入部早々に部活に行かなくなった
経験があるそうです。

そんな挫折経験で
就職も苦労したそうです。

しかし、
多くの体育会系クラブ出身者は
ガッツもあり、どんな仕事でもこなせる

そんな思いで
学生も会社も
手助けできると

この事業を
始めたことに
気がつきました。

そこに気がつくと
一気にやる気が高まり

企業理念は
「人財を通して全ての企業に情熱を！」
と決まりました。

すると
更に事業計画まで
作りたいとのこととなり

「経営指針作成ワーク」
もすることになりました。

そして出来上がった計画は
「現在6,000万円の年間売り上げを
2年後に4億にするものでした」

やりたいことが
何だか分らない社長が

一気に
7倍増の事業計画を立てるまでに
なったのです。

これが
オーダーメイドの
コーチングの成果です。

また
ある企業さんでは

運送業から
携帯電話販売
光触媒と幅広い仕事を展開

そこに
何か「軸」が
欲しいとなり

コーチングが
スタートしました。

参加者は
社長の右腕の方と
二人です。

先ずは
全ての取り扱い
業務を出して貰い

この中から
共通の要因を
考えて貰いました。

最近では
探偵業も
考えているとここと

益々
共通点が
分からなくなりましたが、

それを見つけるのが
コーチング

そして出てきた
キーワードが

「人を繋ぐ」でした。

お客さん同士を繋ぐ
以上に
社員同士を繋ぐ

仕事を創出することで
社員が一つになれる
場を提供する。

これが
社長がやりたいこと
でした。

まだ、「理念」としての
明文化はこれからでが、

あれだけの多角経営の中での
「軸」が
見つかりました。

如何ですか？

同じ
「理念」
作成ワークでも

全く違った
アプローチです。

一律のワークでは
どこかに矛盾が生じたり
非効率が生じます。

クライアントさんに
一番敵したワークを
提供するのが

私たちACTASの
使命です。