コミュニケーションエラー

信頼を取り戻す力ーコミュニケーションエラー後の対応術-

先日、あるビジネスメールを受け取りました。
「明日の振り返りに関して、
シートへの記入を9時までに送ってください」

しかし、私はそのシートを
受け取っていませんでした。
さらに、依頼を受けた記憶もありません。

過去のメールを確認すると、
他のメンバーには依頼されていたものの、
私への連絡は漏れていたようでした。

このような“伝達ミス”は、
日常の業務で
誰にでも起こり得ます。

問題は
「起きたこと」ではなく、
「その後どう対応するか」です。


■まずは感情よりも“事実”を伝える

事実

事実

私はすぐに返信メールを作成しました。
「ご依頼のシートを私は受け取っていません」
この一文だけを、簡潔に伝えました。

ここで大切なのは、
感情的な表現を
避けることです。

「なぜ私だけ送られていないのですか?」
といった問い詰めは
逆効果になります。

“事実を淡々と伝える”
それが誤解を
防ぐ第一歩です。

特にメールは記録が残るため、
冷静な表現が
信頼を守ります。


■誠実な対応が関係を修復する

誠実

誠実

その後
相手から丁寧な返信がありました。
「大変失礼いたしました。

確かに
服部さんへはシートを
送付していませんでした。」

そして

「明日までで結構ですので、
ご記入後に送付をお願いします」
と新たな対応策が提示されました。

誤りを認め、柔軟に修正する姿勢。
それが、円滑な関係を保つうえで
何よりも大切です。


■ミスは“攻める”より“整える”

整える

整える

人は誰でもミスをします。

それを責めるのではなく、
どう整えるかを考えることが、
プロフェッショナルの姿勢です。

もし自分が
ミスをした側なら、
素直に非を認めて謝罪する。

もし相手がミスをしたなら、
冷静に事実を伝えて
修正の機会を与える。

この対応力が
信頼関係を
より強固なものにしていきます。


■“伝える技術”はトラブル防止の鍵

伝える

伝える

コミュニケーションエラーの多くは、
「伝えたつもり」「聞いたつもり」
から生まれます。

指示を出すときは、
“誰に・いつまでに・何をしてほしいか”
を明確に。

依頼を受けたら、
“内容と期限を確認する”
習慣を持つこと。

そして、もし誤解が生じたら、
早めに修正し、次に生かす。
これがビジネスで信頼を積み重ねる基本です。


■まとめ:エラーを信頼構築の機会に

 

コミュニケーションエラーは
避けられないものかも
しれません。

しかし、その後の対応次第で、
関係は壊れることも
深まることもあります。

冷静に事実を伝え、
相手を尊重しながら
対話を重ねる。

その積み重ねが
チームの信頼を
より強くしていくのです。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
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コーチング研修もしています。

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代表挨拶



ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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