「フィードバック」という
言葉は
良く耳にする言葉です。
これは
何のために
していますか?
え?
突然聞かれても
なんですが、
「フィードバック」は
電気工学的な
概念です。
出力の一部を
入力側に
返還することを意味します。
これにより
出力を
調整することが可能となります。
例えれば
エアコンの
サーモスタット
温度を設定しておけば
その温度に近づくと
出力を下げることが出来ます。
未来では
自動運転に
これが活躍するのでしょうね。
人間も
この「フィードバック」
装置を装備しています。
そろそろ
汗をかく
時季となりましたが、
これなんか
本当に
良く出来たフィードバック装置ですよね?
暑くなり
体温が上昇すると
汗をかきそれを下げる
素晴らしい
生体機能です。
では
我々が
普段使う
「フィードバック」は
どのように使っていますか?
これは
機械や
生体と違い
私たちは
自分で
その必要性を考え
自らの
判断基準で
これを行っています。
この場合
その判断基準が
自分本位だと
相手の為の
フィードバックに
ならないため
上手く
伝わらないことが
あります。
例えば
部下の遅刻
「何やってるんだ
上司を待たせるなんて
百年早いよ!」
なんて
言いがちですが、
これは
相手のためというよりは
自分の怒りをぶつけただけで
「フィードバック」とは
言いがたいですね。
これは
極端な例としても
日頃の
「フィードバック」は
機能していますか?
「フィードバック」とは
現状を認識し
目的と比較して
次の行動を
起こしてこその
「フィードバック」です。
と言うことは
「フィードバック」により
相手が何らかの行動変化があってこそ
その機能を
果たすことになります。
つまりは
伝わってこその
「フィードバック」です。
伝える
工夫が必要です。
例えば
「この前のプロジェクトの
進行状況は
どうですか?」
「順調です」
「それは良かった。
ところで、先方の
納品予定は確認できている?」
「え!まだです」
「あそこは
ルーズなところがあるので、
そこをチェックしておかないと
進行を妨げる
状況になるから
注意した方が良いよ」
「そうですね。
ありがとうございます。
早速、今日確認します」
フィードバックとは
相手の状況に
対し
それが目標に
向かってどれくらいの
状況かを
伝えるために
行われます。
相手が
その状況を
正しく認識していないことを
的確に
伝えてこそ
相手は
行動を
起こします。
こうした
本人が気がつかない点への
「フィードバック」はとても有効です。
押しつけではなく
相手の気がつかないことを
気がつかせる「フィードバック」
を心がけましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
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