私は現在66歳
38年間いた製薬会社を
定年退職し

現在は
離職率改善コンサルタントとして
起業しています。

こう書くと
前職では人事部か総務部に
いたんですかと聞かれますが、

私は38年間
営業部のみに
いました。

ご存じの方は
ご存じの
MRをやっていました。

MR

この写真は
とてもスマートですが、

当時のMRは
接待が中心でした。

朝は病院勤務の先生が
出勤する前に病院まで
待ち伏せし

昼は2時間廊下で立って
先生の診療終わりに
3分話し

夜は接待

土日は学会・講演会か
ゴルフ接待で
毎週予定が埋まり

休日は
1，2ヶ月
1日もない日々でした。

これが
やりたい仕事か
と聞かれればNoでした。

当時は
それが嫌で
会社を辞めようかと思ったこともあります。

しかし、
負けん気の強い
私は

辞めるんなら
ちゃんとした
成績を残して辞めようと思い。

思い切って
嫌なことは
辞めて

自分の営業スタイルを
築こうとあるとき
決意しました。

その営業スタイルは
接待に頼ることなく
本来のMRの仕事をすること

つまり
ちゃんとクスリの良さ、悪さを
的確に伝えて使ってもらうMRです。

その結果
どうなったと
思いますか？

なんと
担当地区の売り上げを
3年間で2倍にすることが出来ました。

これは
会社に大変な
インパクトを与えたようで

私はその後
当時の花形
担当市場である

大学病院
担当に抜擢されました。

ここで、今している仕事が
嫌だと思っている皆さんに
伝えたいことがあります。

他責や環境の
せいにするのではなく

自分で
その環境を
変えませんか？

私は薬学部を卒業して
MRになりました。

それは
薬剤師として先生に
情報出来ると思ったからです。

しかし、当初は
実際は薬剤師なんて
なんの関係もなく

むしろ
文学部や経済学部の
文系の社員の方が営業成績を上げていました。

でも
本来は接待や人間関係ではなく
正しい情報を伝えることが

製薬会社の使命だと
確信した
私は自分のスタイルを変えることが出来ました。

過去の慣習や
環境のせいにするのではなく

自分の仕事は
自分の責任で
変えることができます。

嫌々する仕事で
成果は得られると
思いますか？

楽しく仕事が出来ない人には
良い結果は
付いてきません。

信念を持って
取り組めば

仕事の内容すら
変えることができるのです。

面白いもので
今のMRは最初の
写真のように

MR

純粋に
情報提供のみが
営業活動をしてなされています。

「接待なんて
それは何ですか？」
の世界です。

当時
私が驚異的に
営業成績を伸した姿を見て

ある先輩が
こう言ってくれました。

「服部の仕事ぶりは
変わっているけど
本来の姿かも知れないな」

当時は
考えられなかった
接待に頼らない営業

結果的に
未来を先取りした
営業だったんですね。

「やりたいことを
仕事に出来てる。
それはあなた次第」

自分の未来は
自分で作りませんか？

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