ここまで、
コーチングフロー(流れ)にそって、
話してきました。
流れとは
①セットアップ
②テーマの共有
③あるべき姿の明確化
④現状の明確化
⑤ギャップの明確化
⑥行動の明確化
⑦まとめ
⑧フォローアップ
です。
今日は⑦のまとめに
ついてお話します。
まとめの留意点です。
1.必ず行う
2.クライアント(部下)の言葉で言って貰う
3.成果の確認を行う
1.必ず行う
コーチングの最終ゴールは
行動変容です。
その意味で、
この前のステップ⑥
行動の明確化でコーチングとしては目的を達成します。
しかし、
人間って不思議なもので、
「行動の明確化」ができたはずなのに
実際は行動しない、
あるいは、
できないことがあります。
したがって、
確実にこのまとめは
行ってください。
2.クライアント(部下)の
言葉で言って貰う
その確認方法が
このクライアント(部下)の
言葉で言って貰うです。
よく、オブザーバーになったり
体験会でコーチング初心者の方の
コーチングを観察していると
最後に、コーチご自身が、
このまとめをなさっている方が
居ます。
「それでは、今まで、
お話しいただいた点を
まとめるとAさんは○○に気づき
□□であると考え、△△という行動を
起こそうと思ったということで、
よろしいですね」
これって、
一見スマートにまとめているようですが、
決してこうしたまとめはしないでください。
勿体ないです。
私達、コーチングをしていると、
クライアントさんから多くの学びを
頂きます。
それは、
この「まとめ」の
段階でもあります。
自分としては
上記のようなまとめと
思ったとしても
クライアント(部下)に
ご自身の言葉でまとめて貰うと、
違った表現になっていることが
あります。
この表現の違いが、
多少の違いであれば問題ないのですが、
時にはその言葉に裏に
「隠された不安」や、
「行動しない理由」が
隠されていたり、
時にはもっと、
「良い行動」を思いついている兆候が
隠されていることがあります。
最後まで、気を抜かず、
クライアント(部下)の
声を聴いてください。
また、
自分の言葉で言うことで、
自分に対しての
フィードバック(オートクライン)を
起こすことにもなります。
3.成果の確認
人間は、
それまでの行為に満足すると、
次にもそれを期待します。
それをここで、
確認しましょう。
もし、あなたのコーチングが
そのクライアント(部下)にとって、
有益なものであったら、
また、
お願いしたと思うはずです。
また、他の人に「良いよ」と
「いいね」をボタンと押して
広げてくれるかもしれません。
もっと重要なことは、
この満足感があれば、
クライアント(部下)はコーチングを自動走行させます。
つまり、
何も言わなくても必要な時に
コーチングをして欲しいと思うようになります。
コーチングの成果を
最大限にするためにざひ、
実行してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
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