以前とある企業で
「楽しい職場研修」なるものを
実施したことがあります。
きっかけは
研修担当の方が
今までの管理職研修は
KJ法で課題を抽出し
全員で解決法を考える
研修で
それはそれで
悪くはないけど
何か楽しさに欠けるとの発言でした。
そこで、
提案したのが
「楽しい職場研修」です。
管理職研修なので
課題解決や
コーチングスキル向上が目的です。
そこに
「楽しい職場」を
意識した研修なのですが、
どういった研修か?
それは
研修初日に
「楽しい職場とはどんな職場?」
との問いから始まります。
ここからどうやって
課題解決や
コーチングスキル向上に向かうと思いますか?
具体的な
方法をご紹介します。
まずは5~6人の
グループに
分かれて貰います。
グループワークでは
この人数が最適です。
これ以下では
グループによっては
お通夜のようなグループになったり
これ以上だと
話さない人が出るので、
この人数が最適です。
そこでの
グループワークの
作業内容は
「楽しい職場」を
3つのキーセンテンスで
表現するです。
単語もしくは
短いセンテンスで
まとめてもらいます。
どんなキーセンテンスが
出てくるか?
・笑顔あふれる職場
・何でも言い合える職場
・待遇の良い職場
・ゆとりのある職場
・オンオフが明確である
・定時に帰れる
・達成感がある
・やりがいがある
・人間関係が良好
如何ですか?
皆さんの職場だったら
どんなキーセンテンスが出てきますか?
このグループ毎に出てきた
キーセンテンスを
今度は全体で3つに絞ります。
共通なキーワードや
ニュアンスが近い
センテンスを選んだりするのですが、
3つに絞ることで
優先順位を決めなければ
なりません。
ここで
「楽しい職場」の
イメージの共有が図られます。
もうこの研修は
好評で、
何年も開催されたのですが、
あるとき
非常に気まずい雰囲気に
なったときがありました。
この研修には
部長から課長補佐まで
幅広い管理職が集まったのですが、
ある男性部長が
爆弾発言を
したのです。
「笑顔がある職場なんて
選ぼうとするから
職場に緊張感がなくなる」
キーセンテンスを
絞る段階で
こう発言したのです。
これには
会場内に
一種の緊張感が漂いました。
これには
ファシリテーターとして
どのように対処しようかと思っていたら
若手の女性課長から
「いえ、笑顔は
職場を活性化させます。
皆が自分の仕事に誇りを持ち
イキイキと働けば
自然と笑顔になり
引いて
それが生産性を
上げることになるのです」
これに対して
部長も反論
したのですが、
ここの職場は
女性が多く
矢継ぎ早に
「笑顔」の
支持発言が相次ぎました。
形勢不利となった
部長はどう出るかと
思っていると
「なるほど
笑顔は笑うよりは
生きがいを感じている意味なんだね。
だとすると
笑顔の職場は
良い職場と言えるかも知れない」
と「笑顔」を
支持して
くれたのです。
まるで
シナリオがあったかと
思うように綺麗にまとまりました。
実はこのワークの狙いは
「楽しい職場」を
考えたとき
「笑顔」
↓
「人間関係が良好」
↓
「チーム力アップ」
↓
「生産性向上」
この流れを
意識して貰うことに
あります。
この流れを
意識することで
人間関係をいかに醸成するか
がテーマとなり
それには
コミュニケーションが大事だと気がつき
じゃ、
コミュニケーションスキルを
習得しようとなり
それ以降の
研修に
目的意識が生まれるのです。
さらに今回は
そこに生きがいが
乗っかりましたので、
より
充実した
研修になりました。
如何ですか?
皆さんの職場でもこの
「楽しい職場」研修をやってみませんか?😀
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。
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