「人生最大のストレス」から学ぶ、ストレスとの向き合い方

「あなたにとって
人生最大のストレスは
何でしたか?」

ふと
こんな問いを
投げかけられたことがあります。

誰もがそれぞれの人生の中で
心が折れそうになるような
出来事を経験していることでしょう。

そして
それが「ストレス」として身体や心に
影響を及ぼすことも少なくありません。

今回は、私自身の体験を振り返りながら
「ストレス」との付き合い方について
考えてみたいと思います。


私が体験した「人生最大のストレス」

両親の死

両親の死

この問いに
私自身が答えるとすれば
両親の死が思い浮かびます。

母は83歳
父はその翌年に
86歳で旅立ちました。

長生きしてくれたとはいえ
やはりその喪失感は大き
、心にぽっかり穴が空いたようでした。

親の存在が
どれほど
自分の中で大きな支えに

なっていたかを改めて
実感した瞬間でも
あります。

しかし
ストレスが身体に
どのような影響を

与えるかという観点で振り返ると
もうひとつ強烈な
体験があります。

それは
「高校受験」
です。

当時の私は受験勉強の追い込みの中で
なんと十二指腸潰瘍を
発症してしまいました。

胃痛はひどく
昼前になると手足がしびれて動けなくなる
「テタニー症状」も出てきました。

半年間
病院に通いながらの
生活でした。

今ほど良い薬が
なかった時代ですから
かなり苦しんだ記憶があります。

毎晩
眠気を覚ますためにコーヒーを
飲みながら深夜まで勉強するという

生活を続けていたのですが
それが体に良いはずも
ありませんね。


ストレッサーとは何か?

ストレッサー

ストレッサー

ストレスの原因となる
出来事や状況を
「ストレッサー」と呼びます。

この「ストレッサー」には
実にさまざまな
種類があります。

しかも
その影響は
人によって異なりますが

科学的にある程度の傾向は
数値として示されています。

アメリカの精神医学者
トーマス・ホームズ氏と
リチャード・レイ氏は

「ライフイベントが身体の病気に
どれだけ影響するか」を調査し
そのストレッサーの強さを数値化しました。


ストレッサーの強度ランキング

配偶者の死

配偶者の死

彼らの調査によると
人生におけるストレッサーのランキングは
以下のようになっています。

1位:配偶者の死(100点)
2位:離婚(73点)
3位:別居(65点)

4位:拘留所への収監(63点)
5位:家族の死(63点)
7位:結婚(50点)

10位:退職(45点)
12位:妊娠(40点)
23位:子どもが家を離れる(29点)

26位:配偶者が仕事を辞める・始める(26点)
42位:クリスマス(12点)

注目すべきは
「結婚」が7位に
ランクインしていることです。

一見
ポジティブな
イベントに思えますが

生活の
大きな変化であることに
変わりはありません。

環境の変化は
心身に影響を及ぼす
可能性が高いのです。

「クリスマス」
までもが
ストレッサーに?


思われるかも
しれませんが

行事の準備や人間関係
年末の忙しさなどが
影響しているのでしょう。


 ストレスと健康の関係

ストレスと健康

ストレスと健康

このストレッサーの合計点によって
今後1年間で健康障害が
起こるリスクを予測することもできます。

  • 合計150点未満:
    ストレスは平均的

  • 150〜300点:
    健康障害が起こる確率53%以上

  • 300点以上:
    80%以上の確率で健康に
    影響が出る可能性あり

つまり
人生の中で何か大きな出
来事が重なる年には

特に
注意が
必要ということです。


日々のストレスコントロールのすすめ

ストレスコントロール

ストレスコントロール

ストレスを
完全に避けることは
できません。

大切なのは
自分のストレスを「認識」し
「対処する」ことです。

  • 定期的に深呼吸や瞑想を取り入れる

  • 十分な睡眠をとる

  • 趣味やリラックスできる時間を確保する

  • 感情をため込まず、信頼できる人と話す

  • 無理をしすぎず、立ち止まる勇気を持つ

こうしたことが
ストレスの蓄積を防ぎ
心身の健康を守る第一歩になります。


おわりに

 

「人生最大のストレスは
何でしたか?」
という問いに答えることは

自分の過去を
見つめなおす
良い機会になります。

そして
過去のストレス経験を
振り返ることは

これからの人生をより
健やかに生きる
ヒントにもなります。

ストレッサーは避けられないものですが
気づきと工夫でその影響を
最小限にすることは可能です。

ぜひ一度
ご自身の1年を振り返り
心と体の声に耳を傾けてみてください。

そして
「無理しない選択」を
することも忘れずに。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
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コーチング研修もしています。

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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

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