いよいよ
ワールドシリーズも
歴史的な対戦カードで始まります。
大谷選手を始め
全米でも活躍するトップクラスの選手が集結し
「優勝」を目指して闘います。
彼らは
個々の能力が
非常に高い一方で
チームとして
勝利するために協力し
合う必要があります。
これは
ビジネスの現場にも
通じる話であり
個々の能力を最大限に発揮しつつ
それをチーム全体の成果に
結びつけることが重要です。
この記事では
個人の能力をどうやって
チームの活力に変えていくのか
そのために
必要な考え方や
行動について考えていきます。
チームスポーツの本質

大谷翔平
強いチームには
強い選手が
必要です。
しかし
野球に
おいて
優れたバッターが
1人いるだけでは
チームは勝てません。
ピッチャーや守備陣
監督をはじめとする
コーチ陣など
全員が同じ方向を向いてこそ
チーム全体として
機能します。
「個人目標の合計がチーム目標になる」
という考え方は
一見正しいように思えますが
実際には
それだけでは
足りません。
個々の選手が
自分の成績やパフォーマンスだけに
こだわりすぎると
チーム全体としての目標である
「優勝」を達成するのは
難しくなります。
つまり
チームの目標に向かって個々の力を集
約することが求められるのです。
個人目標とチーム目標のバランス
個々の選手が「打者を完璧に押さえる」や
「ホームランを打つ」という
個人目標を持つのは重要ですが
チームの目標である
「優勝」を
達成するためには

優勝
個人の目標だけにこだわるのではなく
全体の成果を見据えた行動が
必要です。
これは
ビジネスの現場でも
同じです。
チームの中で
個々が異なる目標を
持っている場合
個人がチームの利益を無視して
自分の目標だけを達成しようとすると
全体がうまく機能しなくなります。
具体的な例として
以前いた製薬会社での
経験があります。
会社での例:
個人の行動がチームに与える影響
以前
製薬会社で営業を
していた時
チームとして
目指していた目標は
「納入院率」という指標でした。
これは
特定の地区でどれだけの医院が
自社製品を採用しているかを示すものです。
各社員にはそれぞれの営業目標があり
年度末には
「100錠で良いから買ってください」
といったように

100錠包装
少しでも目標達成に
近づくための
営業活動が行われていました。
しかし
ある年100錠包装の商品が
品切れになるという事態が起こりました。
その原因は
一人の社員が自分の目標
を達成するために
全ての在庫を
かき集めてしまったことに
ありました。
その社員は
「自分の目標達成が最優先」
と考え
チーム全体のことを
考えずに行動して
しまったのです。
結果として
他の営業担当者が
売るべき商品が不足し
チーム全体の目標達成が
難しくなって
しまいました。
チーム貢献の重要性
この事例は
極端な例かも
しれませんが
個人目標にこだわりすぎることで
チーム全体の成果に悪影響を
与えることがあります。
個人の成功だけを考えると
全体が崩れてしまう
可能性があるのです。
このような考え方は
がん細胞にも
似ています。

がん細胞
がん細胞は
自分自身が
成長・増殖することだけを考え
周りの細胞や
体全体を
害してしまいます。
結果的に
自分自身も死に
追いやってしまうのです。
つまり
個人が
生き残るためには
所属するチームや
組織全体の生存を
考えることが必要です。
これが
強いチームを作るための
基本的な考え方です。
マイクロソフトの取り組み:
個人とチームの評価

マイクロソフト
個々の目標とチームの目標を両立させるため
多くの企業が新しい評価基準を
取り入れ始めています。
その代表例として
マイクロソフト社の
取り組みがあります。
同社は10年ほど前に
社員の評価項目を
大幅に見直しました。
従来の評価項目では
個々の能力やパフォーマンスに
焦点が当てられていましたが
新たな評価基準では
以下の3点が重視されるように
なりました。
- 自分の才能を活かしたか
- 他者の才能を活かしたか
- チームに貢献したか
このうち
2番目の「他者の才能を活かしたか」と
3番目の「チームに貢献したか」は
個人目標を超えて
チーム全体の成果を
考えることが求められます。
マイクロソフトのこの取り組みは
個々の社員がチームの一員として
どう貢献できるかを重視
結果として
強いチーム作りに
寄与しています。
まとめ
個々の能力を最大限に活かしながら
チーム全体としての目標に
向かって進むためには
個人目標に固執せず
チーム全体の成功に貢献する
意識が不可欠です。
ビジネスの現場においても
個々のパフォーマンスがチームの成功に
どう結びつくかを考える仕組みが必要です。
マイクロソフトのように
評価制度にチーム貢献を
取り入れる企業が増えていることは
その重要性を
物語っています。
個人の能力が
チームの力に変わる瞬間
強いチームが生まれます。
あなたの職場やチームでも
ぜひこの視点を取り入れてみては
いかがでしょうか。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
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