実家が親が亡くなり
6年間空き家でした。

７回忌も終わったので
実家を処分することに
なりました。

すると
こちらの行動予定を
知っているかのように

実家のある岐阜市の
不動産屋から
売却を手伝うとの手紙が届きました。

どこで調べたのか
不審に思う前に
このタイミングの良さには感服です。

早速、現状を
見て貰い

親の遺品が丸々残った
7LDKの実家を
見てもらいました。

売るために
先ずは遺品整理が
必要となり

業者を
推薦してもらいました。

しかし
しかし、

その業者は
見積もりを
ざっと「百万円」との査定！

事前にネットで
調べたより
かなり高額

そこで、
本格的に
遺品整理業者を探しました。

今は便利ですね
ネットで
「みんなの遺品整理」がヒット

岐阜県では
５７社が候補に
上がり

口コミの
書き込みが多い２社と
みんなの遺品整理の窓口に１社お任せで

３社見積もりを
取ることに
なりました。

それが
３社３様で
驚きでした。

先ず１社目

ここのレスポンスが最も早く
「みんなの遺品整理」に
連絡をお願いして

その日のうちに
担当者から
見積もり日の調整

これは
期待できると
実家で待っていると

時間通りに
男女２名のペア
訪問

こちらの用意した
スリッパは使わず
自前のスリッパを使われました。

これは
ポイント高いですね。

こうした
お客さんの家に
上がる場合のお勧めポイントです。

ところが、
その二人

何と畳の部屋に入るのに
スリッパを脱がずに
歩き回るのです。

これには
げんなり

「そのスリッパは
自分の靴下を
守るためですか？」

と聞きたくなってしまいました。

３０分ほど下見した結果
買い取れるものも
ある事の説明と

提示する見積額を
超えての請求は
絶対無いとの説明は

流石、
連絡が早く対応するだけ
心配ポイントを押させた説明

また、仏壇に関しても
ちゃんとお焚上げするとの
説明はこの業者さんだけでした。

２社目

こちらも
男女２名での訪問

スリッパは
こちらの用意した
スリッパは使わず

靴下で
回られました。

１社目との違いは
古美術商の知識があるので
買い取れるものはしっかり買い取るとの説明で

その目でも
見て貰い

カメラ、銀杯
掛け軸、珍しい食器等
ざっと５万円は最低でも買い取れるととのこと

更には
衣服にしても
布団にしても

再利用できるものは
再利用に回すとのこと

これは
ポイントの
高いですね。

親が愛用して使っていたもの
ゴミとしてではなく
買い取れるものは買い取り

処分ではなく
再利用してくれるは
嬉しい言葉です。

３社目

一人で
訪問

しかも
他の２社が
メールで連絡の際

担当者の電話番号も
あったのに
この業者だけありませんでした。

もし、当日
何かあったら
どうするんだろうとの

不安を
抱かせました。

担当の方は
明るく気さくなのですが、

見積もりを出す前から

「もし、他社の方が
安ければ我が社もそれに
あわせます。」

とのこと

これは
マイナスポイントです。

仕事に自信がないのかと
疑念を抱かせてしまいます。

さて、
見積もり結果ですが、

１社目５７万円
２社目６３万円
３社目５５万円でした。

さて、どこに
遺品整理を
依頼したと思いますか？

落札業者は
一番高い２社目でした。

単に商売であれば
安い業者選定に
なったと思います。

しかし、
私も住んでいた
実家です。

大事に扱ってくれそうな
業者を選びました。

今回の経験で分ったことは

この遺品整理は
まだまだ、
発展途上だと言うこと

私は人材育成の
コンサルタントですので、

思わず
この遺品整理業者さんに
コンサルしたくなりました。

来月には
いよいよ
作業に掛かります。

愛着のある
実家を
自分の手で売却するのは

心苦しいのですが、
住んでいない状態で
放置するわけにはいきません。

築５０年の実家ですが、
最近では、そうした家も
利用価値があるようなので、

父さん、母さん
良い家を建ててくれて
ありがとう。

自分を育ててくれて
ありがとう。