私は
プロのコーチです。

こう自己紹介すると

「何のコーチですか？」
と質問されます。

その時は

「相手により
ビジネスコーチにもなり
プライベートコーチにもなります」

と答えています。

一般的に
コーチと言えば

テニスコーチや
野球コーチが
頭に浮かぶと思います。

テニスコーチ

しかし、
私たちが使う
コーチは

「ひとに寄り添い
その人の気づきを引き出し
その人の望みを叶える」

が使命と
考えています。

つまりは
時には
ビジネス

時には
人生の
コーチになり得るのです。

従って
テニスコーチは
野球のコーチは

どちらかと言えば
トレーナーです。

そんな
プロコーチとして
クライアントさんから

「思わぬ質問で視野が広がりました」
という感想をいただくと
大変嬉しく感じます。

視野の拡大

今日は
その視野が拡がる
質問について書いていきます。

良い質問がもたらす効果

良い質問

コーチングにおいて最も重要な要素の一つは
質問によってクライアントに
新たな気づきをもたらすことです。

特に
予期せぬ質問がクライアントの
視野を広げることが多々あります。

しかし
このような「視野が広がる質問」を
どうすれば生み出せるのでしょうか？

複数の質問の選択肢を持つ

選択肢

効果的な質問をするための
最も有効な方法は
一つの状況に対して

複数の質問の選択肢を
持つトレーニングを
積むことです。

「こうに違いない」
と決めつけると
思考の枠が狭まり

多様な質問の選択肢を
排除して
しまいます。

そのため
コーチ自身が常に新たな視点を取り入れ
質問の幅を広げることが求められます。

瞬時の対応と「反応」との違い

反応

コーチングでは
クライアントの
発言に対して

瞬時に適切な
質問を投げかける能力が
求められますが

これを単なる「反応」と
混同しては
いけません。

感覚的な反応ではなく
クライアントの
言葉に対して

最も効果的な質問を
意図的に選び出すことが
重要です。

このプロセスには
質問に「目的」が
伴います。

目的

すなわち
クライアントの
気づきを促進し

問題解決への道を照らす質問を
選び抜くことが
必要です。

プロコーチとしての役割

役割

私たち
プロコーチは
質問の専門家として

一つの課題に対して
複数の質問の選択肢を
持っています。

それによって
クライアントの
発言に

最適な質問を
瞬時に出すことが
できます。

「思わぬ質問を受け視野が広がりました」
というフィードバックをいただけるような質
問を生み出すことが

私たちの目標です。

コーチングは
一つの質問が
クライアントの人生に

大きな変化を
もたらす可能性を
秘めています。

良い質問をするためのトレーニングを重ね
クライアントの視野を広げるサポートを
続けていきたいと思います。