自分の言いたいことを言って
さらに、相手にも
嫌な思いを抱かせないコミュニケーションを
アサーティブ
コミュニケーション
と言います。
このような
コミュニケーションを
取りたくないですか?
私は以前
製薬会社の
営業支援部にいました。
この部門では
営業部隊の
支援のために
医療機関で
薬以外の
情報提供をする仕事をしていました。
例えば
医療安全の方法についての
情報を提供していました。
その中の一つに
アサーティブコミュニケーション
があります。
これは
医療だけでなく
日常生活にも活かせますので、
ご紹介します。
次のような
面白いスキルですので、
読んでください。
①ブロークンレコード
書いてて思いましたが、
「レコードって何?」
って言う方もあるかな?
この写真も
ある意味
昭和ですよね~!
今であれば
CDなんですが、
昔は音楽を聴くのは
このレコードと言う
黒い円盤状のものを
蓄音機とかステレオと
言った機械で
聞いていました。
話は長くなりましたが、
このレコードは
良く音が飛んで
同じところを
何度も再生することが
良くありました。
それになぞって、
同じことを繰り返して
言うスキルが
この
ブロークンレコード
です。
「遅刻はもうしないでください」
「いや~、分かっているのですが、
車が渋滞していたんです。」
「そうですか?
それでも遅刻しないように
するにはどうしたら良いですか?」
「そうですね。それを想定して
早く出るようにはしますが、
なかなか、朝早起きは苦手なんです。」
「あなたが遅刻することで
こうした時間を会議後に
取ることに関してはどう考えますか?」
「そう言われると
頑張るしかないですね。
努力はしてみます。」
「もう一度繰り返します。
会議には遅刻しないで
ください」
「・・・分かりました」
このスキルは
自分の主張を
受け入れてくれるまで
壊れたレコードのように
同じメッセージを
何度も繰り返し伝えることです。
一度伝えただけでは
伝わっていないと
感じた場合
伝わったことが
確認できるまで
伝え続けることです。
医療では
「2回ルール」
とも言われています。
看護師さんが
気になることを
医師に伝えたときに
その医師が曖昧な
返事をして
しっかり受け取っていないと感じた場合
再度
同じことを
言うルールです。
医師側も
同じことを
2回言われることで
「これは聞き逃しては
いけない重要な情報」」
と改めて認識することができます。
②自己開示
相手との関わりの中で
感じた感情を
そのまま伝えるスキルです。
私たちは
自分の感情を
直接伝えずに
抱え込むことがあります。
感情を抑え込んだまま
問題を解決しようと
すると
途中で
苦しくなってしまうことが
あります。
そんなとき
自分の気持ちを
伝えてみるのです。
「そういう
言い方されると
正直悲しくなるよ」
意外とストレートに
感情を伝えられると
相手も考えてくれるものです。
③妥協も一つの選択肢
アサーティブであることは
何でも自己主張することでは
ありません。
時には
許容できる範囲での
妥協も選択肢です。
あきらめるのではなく
自分ができることを
提案して相手にも妥協を求める
お互いが
歩み寄る
のです。
④フォッギング
フォッグとは
「霧」とか「もや」
のことです。
霧やもやで
包みように
自分を守ることです。
具体的には
「否定しない」
「防衛的にならない」
「反撃しない」
例えば
「事実のみに
同意する」
「君のメールは直ぐに返さないよね!」
「そうですね。毎日100通以上のめーるがあり
読むだけでたいへんです。」
これは
「Yes but」スキルとも
言われます。
どんな問いに対しても
先ずは「Yes」と
受けるスキルです。
では
もし同意できないことを
言われた場合はどうするか?
それでも
「Yes but」スキルは
使えます。
「おれさ、実は
万引きが
趣味でさ~」
これには
同意できません。
しかし
「そうなんですね。
万引きが趣味なんですね?
ところで・・・」
相手の言ったことにのみ
反応していますが、
その事実は肯定していません。
この場合
頭ごなしに
反論してしまうと
相手は
それ以上
心を開いてくれなくなります。
先ずは
相手の言ったことを
繰り返すだけで
相手にとっては
受け取って貰えた
気になります。
⑤ネガティブ・インクアイアリー
否定的(ネガティブ)な
言葉に関して
質問(インクアイアリー)することで
余計な詮索を
避けるスキルです。
否定的なことを言われたり
批判をされると
「私のことが嫌いなのかも?」
と思ってしまう
ことがあります。
そのような
不明瞭な否定を
明確にしていくことで
本質的に
正すべきことなのか
感情的なことなのかが
明確になることで
より建設的な
対応ができます。
⑥ネガティブ・アサーション
明らかなミスをしたときは
事実を認め
受け入れて
次のステップに
進むスキルです。
だれしも
間違いは起こすもの
この間違いを犯した時こそ
その人の真価が
問われると思いませんか?
如何だったでしょうか?
「言いたいことを言っても
相手に嫌な思いを
抱かせない伝え方」
できそうですか?
できるスキルだけでも
試してみてください。
自分の言いたいことを
言わないのは自分にとっては
ストレスになります。
と、同時に
相手にとっても
正しい情報を与えないこととなり
相手のためにも
なっていないのです。
勇気と
スキルを持って
臨んでください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。
下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
秘密厳守でパーソナルコーチングも行っております。
コーチングは自己改革のツールです。
自己投資しませんか?
【8月16日】自分を知り活かすセミナー
【8月17日】仕事を楽しくしませんか?(Points of You®体験会)
【8月22日】自分軸を明確にし拡げるセミナー
【8月23日】子どもの才能の見つけ方・育て方
【8月29日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
今後のセミナー
お問い合わせ先
この記事へのコメントはありません。