ペーシングとは
相手に合わせることです。
相手の行動や
話すスピード、
使う言葉
話の内容、声のトーン
姿勢、表情などを
相手に合わせることです。
これが
なぜ、相手との距離を
ぐっと近づけると思いますか?
それは
人間にとって他者は
味方でもあり敵でもあります。
従って、
無意識の中で
人は他者を見分けようとします。
その判断基準が
「同じ」かどうかです。
「考え方」「行動様式」が
同じであれば
ひとまず安心します。
そこを
利用したのが
ペーシングです。
ペーシングには
言葉を用いた
バーバルなものと
言葉以外の
ノンバーバルなものが
あります。
①バーバル・ペーシング
相手の言った言葉を
繰り返して
会話をすることです。
例えば
「最近、疲れちゃったよ」
「疲れたんですね」
「そう、残業残業で
疲れたよ」
「残業が続いているのですね」
「そう、だから
そろそろ休みを取ろうと
思ってるんだ」
「あ!休みを
取ろうと思っているんですね」
「そうなんだ、
どこか良いところ無いかな」
こんな感じで
こちらは相手の言ったことを
繰り返しているだけです。
よく見てください。
相手の言ったことを
繰り返しているだけで
会話が成立しています。
これを
「オウム返しの術」
と言います。
ただ単に
言った言葉を
繰り返しているだけですが
相手は繰り返されることで
言った言葉を
聞いていてくれると認識し
更には同調してくれていると
感じているのです。
このオウム返しの術は
少し上達すれば
「要約術」になります。
これは
例えば
「先日、子供と釣に行ったんだけどね、
全然釣れなくて、小魚が2,3匹だったんだよ
そうしたらサヨリが大群でやってきて
子供がタモですくったら
なんと5匹も取れちゃってね
子供はそれで大満足だったよ」
「そうなんだ
子供と釣に行って
なんと、タモですくったら
5匹も取れて
大喜びだったんですね」
相手の会話を
要約して返すと
更に聞いて貰った感があります。
バーバル・ペーシングには
他にも
「同じだね術」があります。
例えば
「俺たち高校が
同じだったよね」
これは
簡単に
相手の懐に飛び込める術なので、
相手と同じを探すと
急速に親しくなれます。
次に
②ノンバーバル・ペーシング
これは
相手の行動に
同調することです。
相手が歩いていれば
自分も歩く
相手が手を叩けば
自分も手を叩く。
何でも無いようですが、
これは
結構効果があります。
「目線を合わせる」
これは
子育てや
介護現場でよく使われます。
子供や
車椅子のお年寄りに
話をするとき
普通に立っていると
上から目線になりますが、
保育士さんや
ヘルパーさんは
しゃがんで
目線を合わせて
話をします。
たったそれだけの
配慮で
話しやすさが違ってきます。
如何ですか?
相手との距離を
ぐっと近づけるペーシング
活用してみませんか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。
下記にどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。
お時間が合えばどうぞ、
お越しください。
秘密厳守でパーソナルコーチングも行っております。
コーチングは自己改革のツールです。
自己投資しませんか?
【10月24日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【10月25日】自分軸を明確にし拡げるセミナー
【11月9日】カードを使ったコーチング体験会(Points of You®体験会)
【11月14日】子どもの才能の見つけ方・育て方
【11月14日】生まれ持った才能を知り活かすセミナー
【11月19日】Hello Points ワークショップ(Points of You®Explorer養成講座)
【11月20日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
【11月22日】自分軸を明確にし拡げるセミナー
【11月25日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【11月29日】パワハラ防止法対応において企業に求められていること
今後のセミナー
お問い合わせ先
この記事へのコメントはありません。