コーチングをするにあたり
最も効果的なテーマを

重要性と緊急性で
考えてみます。

コーチングは手間もエネルギーも使うので
重要なテーマが適しているのは
言うまでもありません。

では緊急性は
どうでしょう？

急ぎのテーマも
適していそうですが、
そうでもありません。

まず、急ぎのテーマは
ほっておいても
取り掛かります。

その上、
よく吟味して
取り組み時間がありませんから

選択肢も
限られてきます。

とすると
コーチング向きではありません。

であると
重要だか、緊急性の高い
テーマが最も効果的です。

と言うより
緊急性が低いうちに
この領域は手を付けるべきです。

しかし、実際は忙しさにかまけて
この領域が放置されていることは
多々あります。

こうした重要だが緊急性の高い
テーマを見つけて
じっくり取り組む姿勢が大切です。

もう一つ
重要でないが緊急な
テーマはどうでしょう？

緊急であるがために
取り組まざるを得ません。

実際の現場では
この作業に時間を
取られ

本来、解決すべき
課題が放置される
原因を作っています。

コーチングが機能する
領域に集中して
取り組むために

これらの
項目は減らす対策が
求められます。

今回、コロナ禍で
これらの項目に
積極的に対応している企業さんがあります。

例えば
会計処理

会計処理

会計処理は
どんなに時間を費やしても
生産性はありません。

しかし、処理しないと
会社が機能しません。

そこで、
この作業を
アウトソーイングしたり

会計処理を一つのカードに集中させ
カードを通すだけで清算が出来てしまう
仕組みの導入された企業さんもあります。

こうした努力や工夫は
コロナ禍を恨んでいるだけでは
生まれません。

また、その
浮いた時間を
しっかり人材育成に向ける意識が大切です。

コロナ禍だから
社員研修をしない
出来ないとの発想は

正に緊急性は高いが
重要性が高い仕事を
後回しにしていることになります。

コロナ禍は
いつかは終わります。

そのとき、
ロケットダッシュできる
企業さんは

今だからこそ
未来に向けた投資が出来る
企業さんではないでしょうか？

こうして見ていると
これから反映していく企業さんと
そうでない企業さんがはっきりしてきます。

さて、あなたの会社は
どちらですか？

まさか重要でも緊急でもない
仕事をいつまでも
続けていることはないですよね。

本当に必要で
重要な事柄を
見抜き行動する会社さんを応援します。