「感情」ってやっかいだと
思いませんか？

感情的になって
何度、事態を悪化させたか
数えきれません。

「感情」をマネジメントするには
先ずは「感情」に
関心を持ち「感情」に気づくことです。

「感情」に似たものに
「情動」というのが
あります。

「情動」とは
食欲などのように
本能的な欲求に基づく感情です。

食欲

「情動」は

生きていくために

必要なものは
得ようし

不要なものは
避けようとします。

そこには
「快」「不快」の
感情が生まれます。

では
「感情」は
なぜ沸き起こるのでしょうか？

生きていくのに
必要なものなのでしょうか？

「感情」の
成り立ちには
諸説あります。

いくつかご紹介します。

①感情は進化の産物

太古の昔の狩猟

原始時代、狩猟生活の中で
生き残るためには

恐怖を感じれば
逃げ

欲望をもって
配偶者を得て
きました。

つまり
「感情」は
生き残り

子孫を残すのに
役立つ説が
あります。

②感情は身体の反応

泣く

心理学者ウィリアム・ジェームス氏が
唱えた説で

「感情」は
身体の感覚や反応と
捉えたものです。

「悲しいから泣く」
ではなく

「泣くから悲しくなる」
という説です。

③感情は認知の結果

誕生日プレゼント

例えば
誕生日プレゼントが

思ってもいない
プレゼントであれば
喜び

期待以下だと
落胆します。

先日
5歳の孫娘に
靴を誕生日プレゼントで渡しました。

すると
開けるやいなや

「え～お洋服が
良かったのに」
と言うので

お嫁さんが
慌てていました。

子供って
正直だから
口に出ちゃうんですよね(笑い）

④感情は文化の産物

文化

「季節をめ愛でる」

これって
日本人には
当たり前ですが、

赤道直下の
人には
無縁な感情ですよね。

日本人なら
「雪」に
風情を感じますが、

赤道直下の
人は
驚きを感じるでしょう。

事象は同じでも
文化によって
沸き起こる感情は違ってきます。

それぞれ
納得ですが、

まとめると
「感情は気持ちの揺れ動き」
と言えます。

日常のコミュニケーションにおていは
客観性や冷静さが求められます。

しかし、
どんな人の中にも
「感情」は流れています。

この「感情」を
無視したり
押さえ込むのではなく

「感情」に関心を持ち
「感情」の沸き起こる理由を
明確にすることは

自分に正直に
なることかも知れません。

同時に上手くマネジメントできれば
無理なく自分らしく
生きていけるのではないでしょうか？

「感情」と
上手に向き合いませんか？