コーチングスキルの中に
「共感」があります。
先日、コーチングのセミナーで
受講生から
こんな質問がありました。
「部下が万引きをしたと
告白した場合、
そのことにも共感するんですか?」と
さて、
皆さんはどう答えますか?
「いくら、信頼を得るためでも
共感できないことには
共感できません」
信念を曲げずに
間違いは間違いだから
共感ではなく「諭す」
素晴らしいですね。
でしょうか?
その部下は
その後、
上司であるあなたに
このことを口にするでしょうか?
恐らくしなくなるでしょうね。
では
どうしたら良いか?
「共感」するんですよ。
「万引きが病みつきになったんだね。
よくそれを言ってくれてありがとう」
「それで、万引きをした時の気持ちは
どう感じているの」
「はい。悪いことをしている罪悪感と
スリルを味わっています。」
「そうなんだ。
で、どうして、この話を
俺にしてくれたんだろう?」
「え!なぜだろう?」
「自慢したかった?」
「いえ、違います。
そうか!止めるきっかけが
欲しいのかもしれません」
「そうなんだ。止めるきっかけが欲しいんだね。
じゃ、どうしたら、止められるかな」
「そうですね。それは・・・・」
ポイントは
まず、「言ってくれてありがとう」って
言ってます。
これは、話をしてくれたことに
共感をしています。
その上で、気持ちを聴いています。
つまり、
相手を理解しようとしています。
「万引きしたやつの
気持ちなんか分からん」
ではなく
理解しようとするのです。
共感できないことまで
共感する必要はありません。
でも、言ってくれたことへの共感や
状況への理解を示す等は
出来ますよね。
これが「共感」スキルです。
ダメなものはダメ
犯罪は犯罪。
しかし、
そこに至った状況や
気持ちを理解しようとする
これが部下が上司を
信頼する心の
カギを開けます。
どこまで、
部下と向き合えますか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
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私は主に企業での幹部職育成研修
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