私たちがコーチングをするときは
相手のタイプを意識して
伝えるようにします。
従って、
時間に余裕があるときは
相手を知ることに時間を使います。
このことは
とても大切だと
思っています。
それは
上司・部下の
コーチング場面でも同じです。
部下とのコーチングの場面で
「では、あなたの目標は何ですか?」
といきなり
テーマに進むのではなく
「今日はお互いを知る時間に
したいと思います。
では私の自己紹介をします」
というように
自己開示から
スタートすると良いですね。
自己開示は
なるだけナチュラルに
してください。
自分を飾ったり
大きく見せるのではなく
ありのままを見せる
長く付き合えば
その本性は出てきます。
着飾ろうとする姿勢は
相手もそのような心理が働き
相手も自分を出さなくなります。
言い方を変えればコーチングは
本音を引き出す作業です。
どんなにスキルを駆使しても
相手が本音を語っていなければ
そのコーチングは何の意味もありません。
従って、
相手との信頼関係は
早期に築くことが重要です。
こうしてお互いを
知った上で
意識して欲しいのが
「相手に合った伝え方」
です。
色々な切り口が
ありますが、
今日は
「客観的」「主観的」
の観点ででお話しします。
「客観的」とは
事実を忠実に伝えること
「主観的」とは
自分が感じたり
思ったことを伝えることです。
さて、
皆さんはどちらの
伝え方が自分には伝わりますか?
例えば
初めてプレゼンをして
フィードバックを受けるとき
「資料も明確に示され
根拠が明確でわかりやすかったよ」
と
「いや~、すごくわかりやすくて
私はとっても良いと思うよ」
どちらが良いですか?
この質問の答えは
はっきり分かれます。
皆さんはどちらでしたか?
前者を好む方が
「客観的」を
重要視するタイプで
後者を好む方が
「主観的」を
重視するタイプです。
「客観的」を好む方は
事実を重んじますので
そこに感情や相手の意見は求めません。
一方「主観的」を好む方は
相手がどう思っているのか
場合によってはそれが誰なのかが重要となります。
これらの相手の特徴を理解した上で
「客観的」を好む人には
より具体的により正確に
事実を伝える伝え方が効果的です。
「主観的」を好む人は
自分の思いを感情を込めて
伝えるのが効果的です。
この場合
皆さんがどちらのタイプかは
重要ではありません。
というよりは
自分のタイプを脇に置いて
伝えることが求められますので、
練習が必要です。
自分のタイプと同じ人には
伝わるのにそうでない人には
伝わらないのはそれが原因です。
これは決して
難しいことではないので、
意識さえすれば
できるようになります。
まずは相手のタイプを理解し
自分と違うタイプであるときは
「事実」か「思い」の
どちらを優先するか考えて伝えましょう。
そんな伝え方の
レッスンもACTASでは
行っていますので、
気になる方は
ご連絡ください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
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劇的に変わる瞬間を
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私共は主に企業での幹部職研修
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