以前いた会社で
こんな先輩がいました。
いつも営業成績は
上位で、
「できる先輩」でした。
しかし、その先輩はあることを機に
大きくその評価を
下げてしまいました。
何が起こったか?
年度末のある日でした。
その当時は
目標が2種類ありました。
一つが金額目標
もう一つが納入件数目標です。
金額目標は
売り上げの合計ですが、
納入件数目標は
納入件数のため
それが例え、
100個でも納入になていれば
カウントされます。
1000個を頼むのは
難しくても
100個なら頼みやすいため
そこで、
金額目標が無理でも
納入目標だけでも達成しよと
年度末になると
最小単位の100個包装は
結構重宝しました。
ところが、ある日
その100個包装が
欠品となりました。
よくよく調べると
あるお店だけに
集中してしていました。
それが、
その先輩の管轄する
お店だったのです。
結局、同じことを考えた先輩は
在庫が不足する前に
あらかじめ確保しようとしたのです。
これには
全員から
クレームが上がりましたが、
その先輩の一言
「ボーとしているから
いけないんだ。
それぐらい頭を働かせない方が悪い」
と言ったのです。
これには
全員が白い眼を向けました。
結果的には
他の県からの
調整も図りながら
解決したのですが、
この一件以来
その先輩の肩身は狭くなったのは
言うまでもありません。
あるコンサルタント会社の
調査によれば
「どんな犠牲を払ってでも結果を出す」
タイプはトータルでは
組織の利益を減少させてると報告しています。
このようなタイプは
昔はもてはやされて
早くに昇進もしたかもしれませんが、
今の時代では
逆に組織の利益を
損なっているのですね。
では
どのようなタイプが
成果を出しているのか?
それが
「対人能力」にすぐれた
タイプなのです。
確かに
どのような仕事でも
人と人をつなぐ仕事です。
であれば
成果を出し利益を生むのは
こうしたタイプであることは納得です。
若いうちは
「どんな犠牲を払ってでも結果を出す」
ぐらいの気迫は必要です。
しかし、
年齢を重ねて
管理側に回る頃には
より
「対人能力」が
求められます。
さて、
あなたの立場は
今どこですか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。
私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。
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