目標達成

目標達成時こそ次へのステップを―面談で未来を創るコツ―

目標を達成することは
組織や個人にとって
大きな喜びです。

しかし
その達成をどのように次につなげるかが
真の成果を持続させる鍵となります。

達成後の面談は
単なる「お疲れ様」の場ではなく
未来を描く重要な瞬間であるべきです。

本記事では
目標達成時の面談をどのように効果的に
活用するかを具体的な例とともに解説します。


目標達成後の面談―よくある光景―

目標達成後の面談

目標達成後の面談

達成後の面談では
以下のようなやりとりが
ありがちです:

  • 上司:
    「今期は目標達成、お疲れ様!」
  • 部下:
    「ありがとうございます。」
  • 上司:
    「あのアイデアが効いたね。
    これからも頼むよ。」

一見
問題のない会話に思えますが
これだけで終わってしまうと

目標達成が
単なる“運”や“偶然”の結果として
処理されてしまう危険があります。

そこで必要なのは
達成のプロセスを振り返り
次に活かせる学びを引き出すことです。


効果的な面談へのアプローチ

 

達成の背景を掘り下げる質問

掘り下げる

掘り下げる

例えば:

  • 上司:
    「ところで
    あのアイデアはどこから生まれたんだい?」
  • 部下:
    「いや、運が良かったんです。」
  • 上司:
    「そうか。
    でも何かきっかけがあったんじゃないの?」

このように
達成のプロセスを振り返らせる
質問を投げかけることで

部下の中にある
学びや洞察を
引き出すことができます。

行動と結果を結びつける

 

具体例:

  • 部下:
    「実は常連さんの一言がきっかけでした。」
  • 上司:
    「どんな一言だったんだい?」
  • 部下:
    「コロナ禍で来る途中の電車内が心配だと聞いたとき
    タクシー代を負担しようと思ったんです。」

このように
達成に至る行動や発想の源泉を具体化することで
再現性を高めることができます。

新たな提案を引き出す

新たな提案

新たな提案

さらに未来につながる質問を
投げかけます:

  • 上司:
    「それはコロナ禍だから思いついたのかな?
    これからの接客のヒントにもなるかもね。」
  • 部下:
    「そうですね。
    箸袋に‘ご来店ありがとうございます’と
    手書きで書いて渡すのもいいかもしれません。」

上司の問いかけが
新たなアイデアを
引き出す起点になるのです。


フローを生み出す質問の力

 

目標達成時の社員は
いわゆる“フロー状態”に入りやすいと
言われています。

この状態をさらに継続させるためには
前向きな質問を
投げかけることが重要です。

具体的な行動や結果を承認し
次への可能性を
示唆することで

部下のモチベーションと
創造性を引き出すことが
できます。


コーチング的アプローチの重要性

成果面談

コーチング

「目標達成時」こそ
コーチング的なアプローチを
取り入れる絶好のタイミングです。

以下の3つのステップを
意識しましょう:

  1. 振り返りの場を作る
    • 達成のプロセスを一緒に振り返る。
  2. 学びを言語化させる
    • 達成に至る行動や思考を具体化する。
  3. 未来志向の提案を促す
    • 次につながる新たなアイデアを引き出す。

これにより
単なる目標達成を超えた
成長の機会が生まれます。


まとめ

 

目標を達成したときこそ
部下の学びや成長を
最大化するチャンスです。

一方的な承認や評価だけでなく
振り返りや未来志向の質問を通じて
次のステップにつながる面談を実践してみましょう。

そうすることで
組織全体が
継続的に成長し

成功を
積み重ねていくことが
できるはずです。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私共は主に企業での幹部職研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修もしています。

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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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