コミュニケーションにおいて
「なんとなく噛み合わないな」
「言っていることは正しいけど心に響かない」
そんな場面に
出くわすこと
ありませんか?
それは
お互いの「タイプ」の違いを
理解できていないことが
原因かもしれません。
人にはそれぞれ
ものごとの捉え方や判断基準
行動のスタイルに傾向があります。
これを把握できるのが
「タイプ分け」
という考え方です。
心理学的なアセスメントツールを使えば
数分で自分や相手の傾向を
把握することができます。
しかし
現実には「テストを受けてください」とは
言いづらい場面も多いもの。
そんな時に役立つのが
「観察力」と
「質問力」です。
行動観察で相手を読み解く

行動観察
たとえば
部下のタイプを
知りたいとき。
何気ない仕事ぶりに
その人の“思考の癖が
現れます。
-
データをしっかり集めてから行動するか?
-
まず動きながら考えるタイプか?
-
自分で決めて突き進むか?
-
周囲に相談しながら丁寧に進めるか?
これらの行動パターンを
見れば
おおよその傾向がわかります。
ただし
注意点も
あります。
それは
「今の仕事がその人の本来のタイプに
合っているとは限らない」ということ。
たとえば
本来はアイデア重視の
プロモータータイプでも
経理など緻密な業務に配属されれば
周囲に合わせて細かく
慎重に動くようになるかもしれません。
サポータータイプでも
管理職になればある程度リーダーシップを
発揮しなければならなくなります。
こうした
「外的要因」による
見かけ上の変化を見抜くには
観察に加えて
“ある工夫”が
必要です。
突拍子もない質問=
「マジッククエスチョン」で本質が見える

マジッククエスチョン
その工夫とは
「マジッククエスチョン
(突拍子もない質問)」です。
突然ですが
こんな質問をされたら
あなたはどう答えるでしょうか?
「明日、突然1兆円が手に入ったら、何に使いますか?」
「朝起きたら、天使から手紙が届いていて
『あなたの望みを叶えておきました』と書いてありました。
あなたは
まず何を
確認しますか?」
こうした非日常的な質問を投げかけると
相手の“思考の癖”や
“価値観”があぶり出されます。
では
タイプ別にどんな反応を示すか
見ていきましょう。
タイプ別の反応パターン
コントローラータイプ(主導型)

コントローラ
-
予想外の質問に対し
防衛的な反応を示しやすい -
表情が引き締まり
腕組みをするなど警戒モードに -
主観的に話すよりも
「正論」や「一般論」で
答えようとする
サポータータイプ(協調型)

サポーター
-
自分のことより
「周囲にどう役立てるか」を
真っ先に考える -
優しいまなざしで
周囲への貢献に重きを
置いた答えを出す -
慎み深くも
思いやりがにじみ出る
発言が特徴
プロモータータイプ(活発型)

プロモーター
-
誰も考えつかないような
ユニークな答えを狙う -
感情を込めて
身振り手振りを交えながら
熱く語る -
自分の夢やワクワク感を
前面に出してくる
アナライザータイプ(分析型)

アナライザー
-
「正確に」
「筋道を立てて」話すことに
意識が向く -
回答までに時間がかかるが
じっくり慎重に考えてから答える -
客観的な視点を大切にし
抑揚の少ない話し方になる
掘り下げれば、
本音が聞こえてくる

本音が聞こえてくる
もちろん
最初の答えがすべてを
物語るわけではありません。
例えば
「1兆円あったら何に使いますか?」
「うーん、新車を買いますかね」
「まだまだ残りますね」
「じゃあ、家も買います」
「それでも余りますよ」
「だったら、貧しい国に学校を建てて
子どもたちに教育を届けたい」
こんな風に
質問を重ねながら掘り下げていくと
その人の本音や価値観にたどり着くことができます。
大切なのは
答えの“中身”だけでなく
“反応”や“話し方”にも注意を向けること。
そこに
その人の「素の姿」が
映し出されるのです。
まとめ:
質問力は
観察力とセットで磨かれる
人のタイプを知ることで
コミュニケーションは
格段にスムーズになります。
しかし
その前提となるのは
「よく見ること」と「よく聴くこと」。
つまり
観察力と
質問力です。
マジッククエスチョンは
相手を理解するための
“扉”になります。
そしてその扉を
開ける鍵は
日頃からの信頼関係。
あなたもぜひ
ゲーム感覚で
質問してみてください。
きっと
相手の意外な一面や
新たなつながりが見えてくるはずです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
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