流れ

コーチングを上手く始めたけれは最初が肝心

昨日は
コーチングフローの
話をしました。

 

コーチングフローとは
コーチングの流れのこと

 

この流れを
意識することで
あたかもカーナビのように

カーナビ

カーナビ

今どこにいて
次どこに行けばいいか
分かります。

 

良く、コーチング初心者から
こんな質問を
頂きます。

 

「部下をコーチングしていて
相手のペースにはまり
結局何も引き出せずに終わってしまう」

 

このような経験は
ありませんか?

 

その問題は
このコーチングフローで
解決できるかもしれません。

 

コーチングを
しっかり機能させるのが
このコーチングフローです。

 

では
そのコーチングフローに則って
先ずは「セットアップ」から話します。

 

コーチングに限らず
コミュニケーションでは
このセットアップが大切です。

 

セットアップの目的は
二つあります。

 

一つが
「信頼関係の構築」

 

二つ目が
「認識の共有」です

 

「信頼関係の構築」は
まだ、相手との
信頼関係がない中から

信頼関係

信頼関係

コーチングがスタートする
ケースではこの関係を
築くことが欠かせません。

 

複数回のコーチングでは
最初の1回は
この信頼関係構築で時間を使います。

 

なぜなら
コーチングは相手の
内面に触れます。

 

ここで、
相手との信頼関係が
築かれていないと

 

本質的なところに
触れることが出来ずに

 

表面的なところで
終ってしまいます。

 

最初の1回で
それが出来るか?

 

部下と上司の関係であれば
時間をかけて
醸成できますが、

 

私たちのような
プロのコーチでは
それに時間をかけていては

 

クライアントの
満足度が下がって
しまいます。

 

そこで、
有効なことが
自己開示です。

 

自分をさらけだして
しまうことです。

 

コーチとクライアント
上司と部下では

 

ある程度
自分を大きくい見せなければ
ならないと思うのは間違いです。

大きく見せる

大きく見せる

等身大で
向き合うことこそ
信頼関係を築けます。

 

虚構のコーチでは
いずれボロが露呈します。

 

飾るのではなく
弱いところも
苦手なところも出してしまう。

 

むしろ、
失敗談を語ると
相手は安心してくれます。

 

次に
「認識の共有」

 

以前、病院研修で
こんな体験をしました。

 

コーチング研修を
看護師長に行い

 

希望者だけ更に
個別コーチングを
持った時です。

 

来られた師長さんが
いきなりこう
切り出しました。

 

「私は忙しいんです。
5分で終わらせください」

 

お~~~~
来た~~~~!

.来た~~~!

.来た~~~!

企業研修では
良くあることですが、

 

希望する、やる気のある方が
コーチングを受けるはずが

 

部長から言われて
いやいや来た
パターンです。

 

「5分でコーチングは
出来ません。

 

コーチングは
受けたいと望む方でないと
効果がありません。

 

もし、受けたくないのであれば
私の方から部長に上手く
お断りしましょうか?」

 

と、その答えに
驚かれたのか

 

急に態度が変わり

 

「いえ、受けさせてください」
とのこと

 

「今日がお忙しければ
日程変更もできますが
如何ですか?」

 

「いえ、今日を選んだのは
私です。
このまま続けてください」

 

「もし、よろしければ
5分で終わらせたい理由が
あれば教えて頂けますか?」

 

「実は私は
遠方から
単身赴任で来ています。

 

今日のような金曜日は
早めに帰る予定にしています。」

 

「そうだったんですか?
それは失礼しました。

 

これからは
金曜日を外すように
部長さんと日程調整します」

 

「いえ、実は今日は
この個別コーチングを受ける
ために仕事は全て済ませました。

 

時間通りに終われば
いつもより早く
帰ることが出来ます。

 

本当に先ほどは
失礼いたしました。」

 

最初の勢いは
どこへやら静かに
コーチングを受けていただきました。

 

このときは6名の師長さんと
個別コーチングを
行いました、

 

その中で、この師長さんとは
一番腹を割った
コーチングが出来ました。

 

何事もそうですが、
最初が肝心

 

コーチングとは
何かを最初に明確にし
毅然と共有する。

 

この姿勢がなければ
いいスタートが切れません。

 

如何ですか?
皆さんのコーチングは
最初を意識してスタートしていますか?

 

コーチングの旅は
車のエンジンを
掛ける前から始まっています。

 

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

私は人材開発コンサルタント
ACTASの服部哲茂です。

「だれでも
劇的に変わる瞬間が
ある」

これが私共の
キャッチフレーズ

あなたの
劇的に変わる瞬間を
コーディネートします。

私は主に企業での幹部職育成研修
コミュニケーション研修等
行っています。

また、
ちょっと他では経験できない
コーチング研修をしています。

今後のどなたでも
参加出来るセミナーを
ご紹介します。

お時間が合えばどうぞ、
お越しください。

【6月24日】Talent FocusⓇ詳細解説セミナー
【7月10日】自分軸を見つけて自分らしく生きるセミナー
【7月11日】Talent FocusⓇプラクティショナー養成講座
【7月14日】【子どもの才能の見つけ方・育て方】(Zoomによるオンラインセミナー)
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ACTAS代表 服部 哲茂


ACTASの由来は「行動する」の意味のACTと、「らしく」の意味のasを足した、造語。自分らしく行動してほしいという意味が込められています。

自分らしく行動することで、もてる力をもっと発揮できる。世の中の人がみんな自分らしく行動できれば素晴らしい社会が実現できる。

私たちACTASはそう考えています。

そのための情報発信をしていきます。


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