日々生きていると
想定外の出来事が
起きます。

 

「こんなはずではなかった」
「どうしてこんな事が起こるんだ」
こんな経験は一つはあるものです。

 

もしかしたら
現在進行形の
方もいるかもしれません。

 

いや、むしろ
現在進行形で体験している人に
このブログを読んで欲しい。

 

「人生最悪の出来事」は
モチベーションを大きく下げます。

モチベーションどころか
自分の存在価値まで
否定してしまう方もいるでしょう。

 

しかし、この人生に現れた
「最悪の出来事」は時間の経過とともに
意味付けされ人生の一部になっていきます。

 

私自身がそうでした。

 

私は40代初めに
一般社員から
営業所長になりました。

 

それも
会社ではトップ5に入る
大営業所の所長です。

 

これは先ほどとは逆に
「人生最高の経験」に
なるはずでした。

 

しかし、なんと私は
その営業所長を
2年間でくびになり

 

担当者のいない
営業課長に
降格されてしまいました。

 

それはそれは
大ショックで

そのとき
「もう会社人生
終わった」と思いました。

 

しかし、この転勤が
その後の私の人生を
大きく変えました。

 

その部署は
専務が肝いりで創った
新たな部署で

 

それまでになかった
専門領域担当者の
部門でした。

 

当時は営業担当者は
全ての商品を扱うのが一般的で
一部の商品だけの担当は他社にもありません。

 

それを他者に先駆け
創った部門ですが、

 

横から営業担当者を
サポートする役割でしたので
部下のいない課長職でした。

 

そこに配属された人は
殆どがモチベーションが下がり、
上りポストの感じている人が大半でした。

 

しかし、
私は気持ちを
切り替え臨みました。

 

と言うのも私はまじめな性格の為
全商品を相手が納得いく
紹介をしたいと思っていました。

 

それには
情報量が多すぎて
ジレンマを感じていたとろへの

 

専門領域担当者ですから
思いっきり
集中して情報収集できました。

 

また、会社も全面協力してくれて
毎年その商品の関連学会には
行かせてくれた上に

 

なんとその出張先は
海外にも及びました。

 

こうして
水を得た魚のように
私は成績を伸ばし

 

1年で大営業所長時代の給料を
超える年収を得ることが
出来ました。

 

基本給は低かったのですが
管理職はボーナスが
成績により大きく違いましたので、

 

営業成績を上げた私は
成績を上げるのに苦労するライン長を尻目に
多額のボーナスをもらっていたのです。

 

こうして思うと
過去最悪の出来事は
結果として未来へ紐づいてきます。

 

これは
私だけの話ではありません。

 

米国の調査で
面白い調査があります。

 

成功者に対しての
調査です。

「自分の人生を形作った
最高の経験は何ですか？」
との問いに

 

約7割の人が
「過去最悪の出来事」を
挙げたそうです。

 

自分の人生で
「最悪の出来事」が
「最高の経験」に変わるのです。

 

ですが
はっきり言って
何もしなければ

 

「最悪の出来事」は
「最悪の出来事」のままです。

 

苦しくても
「今」を真剣に生きてこと
「最高の経験」に変えることが出来ます。

 

その時は何の役に立つなんで
考えなくてもとにかく、
一生懸命対処することが

 

その出来事こそが
「人生最高の経験」と
言えるものに変える唯一の方法です。

 

頑張ったものだけが
数年後にご褒美をもらえます。

 

ファイト！！！