しっかり議論したはずなのに
終わってみれば
納得がいかない結果になっていた
そんな経験無いですか?
これは
ミーティングが
集団で行われるが故の
いわば
「集団心理の落とし穴」が
影響していることが考えられます。
集団心理の落とし穴には
下記の様なものがあります。
①集団浅慮
②同調行動
③社会的手抜き
④感情対立
⑤声高影響
⑥リスキーシフト
①集団浅慮
昔
「赤信号皆で渡れば怖くない」
なんてギャクがありました。
集団でいることが
心地よくて
やっていることは
おかしいのに
気がつかないことがあります。
ミーティングにおいて
「今ここで雰囲気的に
反対意見は出しにくいな」
なんて感じて
意見を言わなかったこと
ありませんか?
これが積み重なると
議論したはずなのに
後から考えると納得行かないことになります。
②同調行動
これは
行列があると
何だか分からないけど並んでしまう心理
もっと、分かりやすく言えば
多数派になびくことです。
意見が交わされれううちに
多数意見が分かってきます。
そうすると
その流れにない意見を
言い出しにくくなる心理です。
③社会的手抜き
これはリンゲルマン効果と
呼ばれる心理です。
「綱引き実験」と呼ばれる
研究があります。
一人が綱を引くと
平均で63Kgの力が
あったそうです。
二人で引けば
合計の126Kgに
なりそうですが結果は
一人:63Kg
二人:59Kg(93%)118Kg
三人:53Kg(85%)160Kg
八人:31Kg(49%)248Kg
となったそうです。
つまり
八人になると
一人一人の
力は半分しか
発揮されていないのです。
確かに集団でいると
誰かがやるであろうと
思って手を抜くことがあります。
これが
ミーティングで起こると
誰かが言うであろうと思って
誰も言わなかったという
ことになるのです。
④感情対立
意見ではなく感情を
対立させてしまう状況です。
こうなると
ミーティングが
成立しません。
⑤声高影響
何だか元気で
声が大きいと
その意見が全てのように感じてしまうもの
決して、全体の意見でも
正論でもないのに
声が大きいと
それが正論に聞こえてしまう
心理です。
逆に声が小さかったり
自身がなさそうな意見の中に
大切な意見があるかも知れません。
⑥リスキーシフト
極端なものや
過激なものが
よく見えてしまう現象
トランプ氏への
支持が正に
この現象です。
「皆で話す」
とても大切なことです。
しかし、
こうした集団心理が
あるこことも踏まえ
議論したから
良いものが生まれると
過信せず
絶えず、
本質を捉えた議論であったか
検証する目が必要です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で人材開発コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
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