私たちが日常で感じる
「ストレス」とは
実は体の正常な生体反応です。
緊張すると手に汗をかいたり
喉が渇いたりするのも
その一環。
これらは
体が危機に備えて
臨戦態勢に入っている証拠です。
つまり
ストレスを「なくす」ことが
必ずしも正しいわけではありません。
コントロールできれば
ストレスはむしろ味方になる
こともあるのです。
例えば
プレゼン前に緊張して
手が冷たくなっても
それが
プレゼンの質に
影響しなければスルーしてOK。
問題なのは
ストレスによって
体調に悪影響が出たり
行動に
支障が出る場合
です。
ストレスを「なくす」選択肢

なくす
ストレスに対処するための
最初の方法は
「なくす」ことです。
原因そのものを
取り除いてしまうという
考え方ですね。
例えば
過剰な業務量が
ストレスの原因であれば
仕事の一部を手放す
他者に任せることで
そのストレスを軽減できます。
「でも、それは無理!」
と感じるかも
しれません。
確かに
仕事を簡単に他人に任せるのは
現実的ではないかもしれません。
ですが
「どうしても無理!」
という状況を避けるために
一時的にでも誰かに
助けてもらう選択肢を
持っておくことは大切です。
ストレスによって
体や心が壊れてしまってからでは
遅いのです。
だからこそ
「なくす」という選択肢も
最初から排除せず
柔軟に考えることが必要です。
ストレスを「変える」アプローチ

変える
次にご紹介するのは
ストレッサー(ストレスの原因)そのものを
**「変える」**という方法です。
たとえば
上司が部下の話を
聞かないことがストレスであれば
その上司に
「もっと話を聞いてもらえるようにお願いする」
「伝え方を工夫する」など
ストレッサーに
直接働きかける方法です。
職場によっては
こういったコミュニケーション改善が
可能なケースもあります。
建設的に提案できる
雰囲気のある職場であれば
この「変える」方法は非常に効果的です。
ただし
相手が簡単には変わらない
こともあります。
そんなときは
次の「変わる」という方法が
カギになります。
自分が「変わる」という対応

変わる
相手を変えるのが難しいときは
自分自身が変わるという選択も
あります。
たとえば
「話を聞かない上司」の背景には
上司なりの事情があるかもしれません。
実はその上司もまた
さらに上の上司の方針に縛られていて
裁量がない可能性もあります。
そのように
相手の立場に立って
考えると
これまで見えていなかったものが
見えてくることが
あります。
自分の見方や伝え方を
変えることで
ストレスが和らぐこともあります。
これは「我慢する」ということではなく
自分の行動や考え方の柔軟性を
高めることです。
「Change」という言葉に
「l(エル)」を一文字加えると
「Challenge(挑戦)」になります。

Challenge
自分を変えることは
ストレスへの挑戦とも
言えるかもしれません。
クスリに頼る前にできること

クスリ
私は薬剤師でもありますので
薬の効果と必要性についても
少し触れておきたいと思います。
緊張が強くなると
胃の血流が減少し
胃を守る粘液の分泌が少なくなります。
その結果
胃酸によって胃が荒れ
胃炎や胃潰瘍を引き起こすことがあります。
このようなケースでは
**胃酸の分泌を抑える薬
(PPIなど)**を使用することで
体のダメージを予防しつつ
プレゼンなどの大切な場面を
無事に乗り切ることが可能です。
とはいえ
できるだけ
薬に頼らず
根本的にストレスと
向き合えるようになれた方が
長期的には安心です。
そのためにも
先述した3つの対処法を
意識してみてください。
おわりに:柔軟に、でも無理はしないこと
「ストレスに強くなる」と
ストレスを
ゼロにすることではありません。
ストレスをうまくコントロールし
自分の心身を守る
知恵を持つことです。
そのためには
「なくす」「変える」「変わる」
という3つの視点を
柔軟に
使い分けることが
大切です。
ただし
「変わる」ことが自分にとって
さらなるストレスになるようであれば
「なくす」
「変える」
選択肢に戻ってもいいのです。
無理をせず
自分のペースで
心と体を大切にしながら
ストレスと
向き合って
いきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
私は広島市で離職率改善コンサルタントをしています
ACTASの服部哲茂です。
「だれでも
劇的に変わる瞬間がある」
これが私共の
キャッチフレーズ
あなたの
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私共は主に企業での幹部職研修
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