成果を確認することは
どんな場面でも
重要です。

それは
やる気を科学的に
究明した結果です。

やる気は
単なる
きっかけではなく

成功体験が
その度合いを高めると
言われています。

成功体験

つまり
過去の成果が
次のやる気に

つながる
ということです。

そのために
評価指標と評価モデルは
非常に重要です。

日本でも
多くの企業が導入している
評価モデルの1つが

「カーク・パトリックモデル」
です。

このモデルでは
成果を確認するために
4つのレベルに分類されます。

最初のレベルは
「満足度」
です。

満足度

対象者の
満足度は
非常に重要な指標です。

満足度は
一般的に
5段階評価で測定され

4や5が
満足レベルと
されます。

講師としては
全員が満足以上を
目指したいものです。

特に
最高の評価である
「大変満足」の5を得ることができれば

次の
モチベーションが
高まります。

そのため
平均満足度を4.5を
目指すことが望ましいです。

2番目の
レベルは
「成長度」です。

成長度

成長度は
理解度や習熟度と
関連しており

理解度テストや
実技試験などで
測定されます。

新しいスキルや
知識を身につけ

以前できなかったことが
できるようになれば

次の挑戦への意欲が
高まります。

3番目
のレベルは
「行動変容」です。

行動変容

具体的な行動変容を自覚することで
次のステップへの
モチベーションが高まります。

また
行動が変われば
いつかは成果も出るでしょう。

最後の
レベルは
「成果」です。

成果

これは
非常に厳格な
評価指標であり

営業部門では
販売実績

製造部門では
生産効率や
不良品率などで

測定されます。

成果を実感できれば
次のモチベーションに
直結します。

さらに最近では
ジャック・フィリップ氏が
提唱する

「投資利益率（ROI）」
も注目されています。

投資利益率

これは
費用対効果を
考慮した評価指標であり

研修にかかる費用や
参加者の時間なども
勘案されます。

投資した費用が
効果をもたらさない場合
その研修は必要ないと判断されます。

逆に
十分な費用をかけた研修が
成果をもたらすこともあります。

評価指標を理解することは
コーチングや研修において
非常に重要です。

分かりやすく数値化することで
より効果的な成果を
得ることができます。

皆さんの研修は
評価指標を
入れていますか？